ストレスで金縛りになり不眠へと繋がるケースが!
突然ですが、皆さんは「金縛り」に合ったことはありますか?
金縛りというのは寝ている最中に突然体を動かすことが出来なくなる症状なのですが、その原因はストレスに大きく関係しているそうです。
また、金縛りのせいで不眠症になってしまうケースもありますので要注意!
金縛りってどんな症状?
冒頭でもお話ししましたが、もっと詳しく解説すると次のような症状になります…
夢の内容をよく記憶していることが特徴である。
睡眠麻痺 いわゆる〈金縛り〉の状態で,入眠時とか朝の目覚めどき自分の手足を動かすことができない。
本人は自分がどんな状態にあるか知っており,あとで思い出すこともできる。
出典:コトバンク
このように、就寝中に起こる症状のことを指すのですが…私は金縛りに何度もあったことがありますよ。
私の場合は、金縛りが起こる前に「耳鳴り」がキーン!とするので…
「あッ…今金縛りになる」
このように、事前にわかっちゃうんですよね。(苦笑)
金縛りの原因はレム睡眠によるストレス?
金縛りとは、医学的に「睡眠麻痺」と呼ばれており「レム睡眠」と非常に関りが深いんです。
睡眠には、体を眠らせる「レム睡眠」と、脳を眠らせる「ノンレム睡眠」があるのですが、詳しく説明すると以下のようになります…
レム睡眠とは…
睡眠の一つの型で、身体は眠っているが、脳は覚醒(かくせい)に近い状態にある睡眠をいう。
レム睡眠の名は、この睡眠の特徴的な現象の一つである急速眼球運動rapid eye movement(REMと略す)によっている。
ほとんどの夢の体験はこのレム睡眠のときにおこるため、夢見(ゆめみ)睡眠とよばれることもある。
出典:コトバンク
ノンレム睡眠とは…
睡眠の一型。レム睡眠の時期以外の睡眠。
成人では一夜の睡眠の八割を占める。
出典:コトバンク
このように、眠りには2種類ある訳なのですが「金縛り」を引き起こしてしまう原因とされているのは「レム睡眠」の方。
レム睡眠中の脳は活発に動いていて、夢を見ながら記憶を整理しているのですが夢と同時行動をとらないように体の力が入らなくなってしまう場合も…。
また、舌の筋肉も緩みますので息苦しさを感じることもあるんですね。
そんなレム睡眠は、呼吸、脈拍、血圧が乱れることから「自律神経の乱れ」を引き起こしてしまい、ストレスや筋肉疲労を感じるようになってしまうケースがあるんです。
そうなると、就寝中に「体を動かせない」と感じる金縛りになってしまうことに!
金縛りが起こりやすいところ
金縛りは、ストレスを感じやすい「旅行中」や「出張中」に起こりやすいと言われています。
旅行中などでは日中体をたくさん動かしてたっぷりと体が疲れているはずなのに、慣れない環境であるためにストレスが溜まりやすくなってしまっていることが原因。
また、旅行中などでよくみられるのが「明け方」や、二度寝をしたときに金縛りに合うケースが多いということです。
しかし、それは心霊現象ではなく「ストレス」が原因で引き起こされている症状ですので、慌てずにリラックスするように心掛けましょう!
また、あお向けで眠ると気道が狭くなってしまうため金縛りに合いやすくなるので、ストレスが溜まりやすい人は「横向き」で眠るようにするのがベスト!
金縛りが不眠を招く!
結局、金縛りというのは眠りが浅い「レム睡眠」が続くことによって引き起こされてしまいますので、眠りが浅い日が続いてしまうと金縛りに合う率も上がってしまうことに…。
そうなると、恐怖感からますます眠りが浅くなってしまうのですが、それが不眠症の入り口になってしまうケースもあるので要注意!
不眠症というのは「ちょっとしたキッカケ」で発症してしまうのですが、改善するのは非常に難しいと言われているんですね。
現に私も不眠症を患っているのですが、発症してから5年経った今でも「早朝覚醒」だけは改善されずにいます。
ですので、最近頻繁に金縛りに合うというかたは「ストレス発散」に取り組むようにしましょう!
まとめ
金縛りの原因が「ストレス」だったなんて知らなかった方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、心霊現象ではなくて本当によかったですよ…私なんてしょっちゅう金縛りに合ってしまう人間ですので、毎回ビクビクしていましたから。
なので、私みたく金縛りに合いやすい方はストレスを上手に発散させることを心掛けるようにしましょう!
そうすると、金縛りが原因で不眠に陥ってしまうこともなくなりますので!
それでは!