ストレスによる不眠は運動や趣味をすることで改善出来る
今回は、「ストレスによる不眠」について色々と書いていきたいと思うのですが、結果からお話しするとストレスからくる不眠の場合は「運動」や「趣味」を楽しむことで改善されるケースが非常に多いです。
ストレス自体を取り除ければ1番いいのですが…抱えているストレスをすぐに取り除けるんだったら不眠に悩んでいませんよね。
もくじ
ストレスによる不眠の改善方法
始めに言っておきますが、私は専門的な勉強をした病院の先生でなければカウンセラーでもありません。
しかし、慢性的な重度の不眠症を5年間も経験した「不眠症のスペシャリスト」ということだけは覚えておいて欲しいと思います!(自慢になりませんが)
そんな不眠症のスペシャリストの私は、今まで通った心療内科や精神科の先生に色々な知識をもらったのでシェアさせていただいているのですが、ストレス性の不眠症には「運動」と「趣味」などの楽しみに没頭するのが1番だと先生方が口を揃えて言っていました。
人というのは「ストレス」を感じると交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、最終的には自律神経の乱れに繋がってしまうんです。
自律神経が乱れると、睡眠ホルモンである「セロトニン」の分泌が減少してしまうことがあるのですが、これが原因で不眠に繋がってしまうんですね。
【セロトニンとは?】
生理活性アミンの一。
生体内でトリプトファンから合成され、脳・脾臓・胃腸・血清中に多く含まれる。脳の神経伝達などに作用するとともに、精神を安定させる作用もある。
引用元:コトバンク
しかしながら、「ストレスを改善して下さい!」と言われても「いや…仕事自体がストレスなんですけど」といった方の場合は、すぐにストレスを改善することが出来ません。
仕事にストレスを感じている場合は退職するしかありませんからね…。(私は退職しましたが)
ですが、仕事なんて簡単に辞められるわけがありませんので、なんとか他の方法でストレスによる不眠を改善したいところ。
そこで登場するのが「運動」と「趣味」なんです。
運動をするとストレスが解消される理由
なんで運動をするとストレスが解消されて不眠が改善するのか?というと、運動をすると血液の巡りがよくなって体の血行がよくなるからなんです。(難しい仕組みではありません)
運動をすると血流がよくなり血管に溜まった老廃物が汗として体外へ排出されるわけなのですが、そうすると自律神経の乱れが改善することに。
先ほどもお話しした通り、ストレスによる不眠の原因は「自律神経の乱れ」にありますので運動をして自律神経の働きを整えるのは不眠改善にもってこいなんですよね。
なので、自分の不眠は「ストレスが原因だ!」と確実に判明している方の場合は、何かしらの運動を始めてみるといいと思いますよ!
ちなみに、私の場合は「原因不明の不眠症」だったため運動してもさほど効果はありませんでした。(苦笑)
趣味がストレス性不眠を改善する理由
趣味がストレス性の不眠を改善してくれる理由は物凄く簡単!
それは、楽しめる趣味などを行っているときは幸せを感じさせる「セロトニン」という脳内物質が分泌されるから。(セロトニンは睡眠サプリにも配合されています)
セロトニンについては先ほどもご説明させていただきましたが、セロトニンには「精神を安定させる作用」がありますので不眠改善にはとても役立つんです。
誰しも「楽しい!」と感じることが1つでもあるかと思いますので、ストレス性の不眠で悩んでいる方は趣味に没頭してみるようにしてみて下さい。(不眠を忘れることも大事)
そうすると、夜眠りにつくときも趣味のことばっかり考えるようになり不眠のことなんて忘れてしまいます!
ストレスに思っていることばかり考え過ぎると、尚更ストレスが溜まってしまいますので気をつけるようにして下さいね。
ストレス性の不眠は「ストレス」を取り除くことも重要
私の場合は、不眠症になった原因が何なのか分からなかったのですが「ストレスに感じていそうなこと」を全て排除することから始めました。
当時は睡眠薬を飲んでいて副作用でツラい目にあったこともあり、ストレスに感じていそうな「仕事」を真っ先にやめたんですよね…っていうか退職に追い込まれた?!
まぁ、会社を退職しても不眠が改善されることはなかったのですが、不眠の改善に力を入れられる環境が整ったのは凄くよかったと思っています。
このように、私の場合は不眠の原因が分からなくて自分から「ストレス」を排除したタイプになるのですが、不眠の原因がストレスだと感じている方の場合は感じているストレスを排除することによりすぐ眠れるようになると思います。
なので、仕事でストレスがある場合は転職するなり部署移動願いを出すようにして、家庭でストレスを抱えている方は家族としっかりと話し合うようにしましょう。
そうすると、いつの間にか眠れるようになっているものです。
ストレスは本当に不眠の天敵ですよね
私が1度だけストレスで「眠れない…」と感じたのは、会社の上司に不条理にお説教されたとき。
その日の晩は、悔しさとイラつきで脳が興奮してしまって目を閉じてもムカつく上司の顔が思い浮かんできて朝まで眠ることが出来ませんでした。
そんな時って、考えないようにしても考えちゃうじゃないですか?!
なので、どのような対策をしても結局は朝まで眠ることが出来ませんでしたよ。
こんな感じで、ストレスにより不眠症になってしまう可能性がありますので、現在ストレス性の不眠で悩んでいる方は慢性化してしまわないように気をつけて下さいね!
慢性化してしまったら酷い場合だと「鬱病」になってしまいますので。(私は一歩手前でした)
まとめ
さて、今回はストレスによる不眠の改善方法をご紹介させていただきましたが、簡単にまとめると運動をして自律神経の働きを整えて趣味でセロトニンの分泌を増やそう!ということです。
今すぐにストレスの原因を取り除けない方には最適な「不眠改善方法」だと思いますので、是非1度試してみて下さい!
不眠は早く改善しなければ「不眠症」になってしまいますので、本当に気をつけて下さね!