不眠症で心療内科に行けばどんな治療をしてくれる?
今回は、不眠症で心療内科や精神科へ行くと「どんな治療をしてくれるのか?」「どのようにして不眠を改善してくれるのか?」について書いていきたいと思います。
不眠症で心療内科や精神科は行ったことがない方にとっては参考になるかと思いますので、是非読んでみて下さいね!
もくじ
心療内科や精神科での不眠治療
さて、それでは回りくどい話は抜きにして早速「不眠症は心療内科や精神科ではどのような治療を行ってくれるのか?」について書いていきたいと思います。
ちなみに、私は不眠症が改善するまで5つほどの心療内科や精神科へ通った経験がありますので、これから書く診察内容は「体験談」ということになりますね!
1:睡眠薬や精神安定剤を処方される
これは当たり前かもしれませんが、不眠症で心療内科や精神科へ行くと必ず「睡眠薬」や「精神安定剤」を処方されます。
現在の睡眠時間や睡眠の深さ、ストレス状況などを問診で話した後に「薬選び」になるのが一般的なのですが、最初は効果の弱い睡眠薬から処方されることが多いですね。
入眠がうまくできないタイプの方なら「マイスリー」といった軽い睡眠薬から処方されると思いますが、マイスリーで眠れるようになる人は少ないと思います。
…っと、睡眠薬の話をすると長くなってしまいますので置いておきますが、不眠症で心療内科や精神科へ行くと必ず「睡眠薬」での治療が始まると思って下さい!
2:朝歩くことを進められる
不眠症で病院へ行くと睡眠薬の次に始まる治療法は「朝歩くこと」です。
これは、朝日を浴びて30分以上歩くことによって「体内リズム」を整えるといった効果を促すためにすすめられるのですが…朝日を浴びて歩くようにして不眠症が改善される人は一部だと私は思います。
朝日を浴びて毎朝歩くことによって不眠症が改善される方は、ただ単に生活リズムが崩れてしまっていたタイプの不眠ですので本当の「不眠症」とは言えないと私は思っているんですよ。
私は重度の不眠症を経験したのでよく分かりますが、本当に眠れない不眠症の場合は朝日を浴びて体内リズムを整えても眠れないんです。
しかし、不眠症を訴えて心療内科や精神科へ行くと「朝歩くこと」「運動すること」を進められますので覚えておいてください。
3:ストレス改善をすすめられる
不眠症を患っている方ならすでに知っているかと思いますが、不眠症はストレスによる自律神経の乱れで起こることが多いとされていますので心療内科や精神科へ行くとテンプレのように「ストレスの原因を排除しましょう」という流れになってきます。
しかし、ストレスの原因が分かっている人ならいいかもしれませんが、大抵の人の場合は「自分が抱えているストレス」なんて分からないんですよね。
4:就寝前のスマホ操作を禁止される
これも有名になってきましたが、スマホにから発せられるブルーライトは脳に悪く「睡眠に悪影響を与える」ということで心療内科や精神科へ不眠症で受診すると必ず「眠前のスマホはやめてください」と言われます。
スマホから発せられるブルーライトは「脳を覚醒させる効果」がありますので、就寝前にスマホを見てしまうのは危険!
これは本当ですので、今現在不眠症で悩んでいる方は就寝1時間前のスマホ操作はやめたほうがいいと思います。
5:不眠症の入院治療をすすめられる
これは、本当に重度の不眠症の方のみにアドバイスされることなのですが、外来での治療で不眠症が改善されない場合は「入院」を進められる場合もあります。
私の場合は不眠症になって最終的に「早朝覚醒」で悩んでいたのですが、心療内科の先生が…
「早朝覚醒は薬ではどうにもならないので入院治療がいいかもしれないね」
このように、入院治療を進めてきました。
不眠症での入院治療の狙いは「生活環境を一遍してみる」と言うことらしく、現在置かれている環境から抜け出すのが狙いみたいです。
また、入院すると「睡眠リズム」や「脳波」をしっかりと計測してくれるので不眠症の改善には効果的みたい。
ですが、私の場合は入院を勧められたくらいから不眠症状が緩和して結果的には改善しましたので、入院することはありませんでしたね。
不眠症の治療は根本的に睡眠薬になる
不眠症で心療内科や精神科へ行ったとしても、基本的に「薬」での治療となります。
睡眠薬で眠りのリズムを取り戻して徐々に減薬していくといった形になるのですが、副作用が出てしまう人の場合は不眠症が悪化してしまいますので要注意!
私の場合も、不眠症で最初に足を運んだ精神科で処方された睡眠薬が合わなくて副作用が出てしまい大変な思いをしました。
しかし、心療内科や精神科では「睡眠薬」や「精神安定剤」での治療しか行っていないんです。
なので、不眠症で長期的に心療内科や精神科へ受診している人は「いつも薬しか出してくれない…」と思い始めるようになってくるんですね。
不眠症は病院選びも大事!
不眠症というのは、経験したことのない人にしか苦しみが分からない病気とも言われています。
なので、しっかりと話を聞いてくれる親身な先生がいる病院を選んだ方がいいと私は思うんですよね。
私は不眠症で5つの病院へ足を運んだのですが、その理由は「真剣に話を聞いてくれる先生」がいなかったからなんです。
中には、薬をどんどん増やしてくる先生もいて本当に最悪!
こっちは薬を飲まないで不眠症を改善しようと思っているのに、どんどん薬の量を増やしてくるもんだから不振に思って病院を変えたんです。
そしたら、最終的にいい先生がいる心療内科へ巡り合うことが出来て不眠症が改善されたんですよね。
その先生は、薬は飲まないようにして運動や食生活で不眠症を改善していきましょう!という考えの人で、とても信頼がおけたんです!
なので、私は睡眠薬をやめて睡眠サプリに変更したりして不眠改善を図っていくようにしたのですが、それが功を制して不眠症から脱出できたというわけ。
心療内科の先生も「いい睡眠サプリを見つけましたね!」と言ってくれてすごく嬉しかったですね。
薬を強要してこない先生は、確実にいい先生だと私は感じます。
※初めは睡眠薬を試してみても全然いいと思いますよ!
まとめ
さて、今回は不眠症で心療内科や精神科へ行くと「どのような治療をしてくれるのか?」について書いてみましたが、基本的には「薬」での治療が始まります。
なので、「睡眠薬はちょっと…」という方は他の改善方法を試してみた方がいいかと思いますね。
しかし、睡眠薬で眠りの感覚を取り戻すことによって不眠症が改善されるケースも多いですので、本当に眠れなくてツラい場合は睡眠薬を試してみた方がいいと思います。
睡眠薬には即効性がありますので、その日で効果が現れますので。
また、私の不眠症の改善に役立った睡眠サプリは即効性がありませんが、「根本的な不眠症治療」に役立ちますので興味があったら試してみて下さい!
それでは、この辺で失礼します!