仕事の面接で不眠症のことを話すメリットとデメリット
不眠症の方が仕事の面接で1番考えるのは「不眠症のことを話すべきか?」だと思います。
実際に、私も転職する際の面接で不眠症のことを話すかどうか散々悩みましたが…結局は話さないまま就職しました。
このように、私は不眠症のことを話さずに就職することが出来ましたが、結局は不眠症で退職してしまったんですよね。(苦笑)
そこで今回は、不眠症で就職して退職した私が「面接で不眠症のことを話すメリットとデメリット」について書いていきたいと思いますので、是非参考にしてみてください。
もくじ
仕事の面接で不眠症のことを話すメリット
「実は私不眠症が原因で前職を退職したんです」
「不眠症が原因で少し休養を取っていました」
仕事の面接では、必ず前職を退職した理由を聞かれると思いますが素直に答えるとしたら上のような回答になると思います。
私も、正直に言うならこんな感じかな?と面接のイメージをしていましたので。
さて、まずは面接時に不眠症のことを話しすメリットから書かせていただきますが、面接時に不眠症のことを話すと次のようなメリットがあります…
体調が悪いときワガママを聞いてくれる
不眠症の方なら分かるかと思いますが、突然一睡も出来ないときもザラにあるんですよね…。
そんな日は人と話したり歩き回る元気さえなくなってしまうので、出来れば家でゆっくり休養したいところ。
しかし、会社勤めをすると急に休むことはご法度みたいな雰囲気がありますので、いくら体調が悪くても出社しなければいけないのがほとんどです。
ですが、面接時に「不眠症を患っています」「体調が悪い日があります」と事前に話して就職しているのなら、上司もそうなることくらい想像が出来ていたと思うので当欠も許されると思うんですよね。
なので、「就職してからも仕事を休む可能性がある」と悩んでいる方は思いきって、面接時に不眠症であることを話した方がいいかもしれません。
仕事の面接で不眠症のことを話すデメリット
これから仕事の面接に行く不眠症の方には申し訳ないのですが、不眠症のことを面接で話すのはデメリットの方が多いです。
少し細かく書きますので参考にして下さい。
不採用になる確率が上がる
実は私、不眠症になる前に勤めていた会社で面接官(補佐)をやっていた経験があるのですが、私が勤めていた会社の面接官(役員)は精神に障害のある人は100%不採用にしていました。
また、ひどい話になるのですが「最近精神止んでいる人多いよね」「働きに来てもらっても迷惑」みたいなことを話していました。
私はこのことを他の会社で役員をやっている方に話したのですが、返ってきた返答は…
「精神の病気を患っている人でも勤務時間内で何か起こると会社が全て責任を負わなくはいけなくなる」
このようなことを言っていました。
なので、不眠症を患っているけれど「本気で就職したい」という方は面接で不眠症を患っていることは絶対に話さないほうがいいと思います。
不眠症のことを散々問い詰められる
仕事の面接なので仕方がないとも思いますが、「不眠症で前職を退職して…」「睡眠薬を服用しています」なんてことを面接官に話したら…
「不眠症になった理由は?」
「睡眠薬の副作用は?」
…こんなことまで聞かれてしまう可能性も。
また、もっとひどい場合だと、
「精神的に弱い人なんだ?この会社でやっていけるの?」
このように、キツい言葉を浴びせられることだってありますよ。
なので、せっかくやる気を出して面接に行ってもストレスだけ溜まって帰宅する始末になりかねません!
面接で不眠症のことを話した方がいいのか?
このように、仕事の面接で不眠症のことを話すのはデメリットの方が多いと私は思います。
しかしながら、世の中の会社には少なからず精神障害を認めてくれる企業がありますので、不眠症を認めてもらって就職したいのであればそういった企業を選んで就職したほうがいいですね。
そうすれば、周りに嘘をつかないで伸び伸びと仕事することが出来ますので。
まとめ
私の経験談を含めてお話しさせてもらいましたが、いかがでしたでしょうか?
しかしながら、社会ではまだまだ不眠症の理解が少ないので仕事の面接の際は気をつけなくてはいけませんよ。
せっかく働けるような体調になっても、不採用が続いてしまうと不眠症が悪化してしまう危険性もありますので注意が必要です!