入眠障害で睡眠薬を使用するメリットとデメリット
こんにちは。ユキナです。
今回は、「なかなか寝付けない…」といった入眠障害に睡眠薬を使用するメリットとデメリットをご説明させていただきたいと思います。
私はこのブログで睡眠薬をあまりおすすめしていないのですが、場合によっては睡眠薬を服用した方がいい時がありますので、そこのところも含めて色々と書かせていただきます。
もくじ
入眠障害とは
入眠障害とは、次のような不眠症状のことを指します…
入眠障害とは、布団に入り眠ろうとしても入眠までに1~2時間はかかってしまう睡眠障害のことを言います。
また、入眠障害が慢性化してしまうと中途覚醒や熟睡障害といった不眠症状も併発してしまう可能性が高く、場合によっては1~2日眠れないのが当たり前になってしまうことも。
眠れないことによりイライラしてしまい自律神経のバランスが乱れ、頭痛、吐き気、手の震え、緊張感が現れることもあるので早めの改善が必要だと言えます。
この説明を読んでいただけたら分かるかと思いますが、入眠障害は不眠症の入り口と言ってもいいかもしれまえん。
ちなみに、不眠症を5年間経験した私も初めは入眠障害から始まった訳なのですが、気がついたら中途覚醒まで引き起こし、最終的にはすべての不眠タイプを併発してしまっていたんですよね…。
そうなると、全く睡眠時間を取れなくなってしまうので1日の終わりがないような生活になってしまっていました。
「寝れば明日が来る」
不眠症状を抱えていない方は、このように睡眠によって1日をリセット出来る訳なのですが、不眠症が重症化してしまうと1日がエンドレスで続くと言った感じです。
なので、そうならないためにも入眠障害の段階で不眠症状を改善した方がいいんですね。
寝付けないときに睡眠薬を使用するメリットとデメリット
それでは、眠りにつけない入眠障害の症状で睡眠薬を使用するメリットとデメリットをご紹介させていただきたいと思います。
ちなみに、これは私が実際に入眠障害で睡眠薬を使用して感じたことなので参考になると思いますよ!
睡眠薬を使用するメリット
入眠障害で睡眠薬を使用するメリットは、何と言っても「すぐ眠りにつけるようになる」ということ。
睡眠薬を服用したことのない人は分からないと思いますが、睡眠薬を服用すると短時間で頭がボーっとしてきて気がついたら眠ってしまうんです。
なので、次のような方には睡眠薬が向いていますね…
1度眠ってしまえば熟睡できる
とにかく入眠までの時間を短縮したい
ちなみに、睡眠薬には眠くなるまで少し時間がかかってしまうものや、服用してすぐに眠くなるものがありますので、これから睡眠薬を試してみようと思っているかたは医師に相談してみて下さい。
睡眠薬を服用すると、軽い入眠障害の場合だったらコロッと眠りにつけるかと思いますので、寝つけないことによって悩んでいる方は1度試してみてもいいかと思いますよ!
睡眠薬を使用するデメリット
入眠障害で睡眠薬を服用するデメリットとしては、何と言っても「副作用」が現れてしまうケースが多いということです。
まぁ、これは入眠障害に関わらず言えることなのですが、不眠症状で睡眠薬を服用すると必ず翌日に薬の効果を持ち越してしまうんですよ…。
代表的な副作用はこのような形です…
倦怠感が残る
集中力の低下
眠気がとれない
頭がボーっとする
「入眠さえ出来ればいい!」
このように思っていても、睡眠薬の作用は次の日まで確実に持ち越してしまいますので、どんな睡眠薬でも初めのうちは副作用を感じるかと思います。
また、睡眠薬で眠ってしまうと常に眠りが浅くなってしまう傾向がありますので「熟睡感は得られない…」と感じる人も中にはいるんですね。
それと、入眠障害改善のために長期間睡眠薬を使用していると「睡眠薬がなければ不安」といった気持ちになってしまい、睡眠薬を手放せなくなることも…。
長期間睡眠薬を服用し続けると、重度の副作用が出てしまうこともあるので要注意!
私はこれで2年間苦しみましたからね。(苦笑)
【ポイント】
睡眠薬は少なからず副作用が起こる
薬がないと眠れないという思考になってしまう
入眠障害での睡眠薬の使用方法
ここでまで、入眠障害で睡眠薬を使用するメリットとデメリットをお話しさせていただきましたが、何も「睡眠薬を服用してはダメ!」ということではありません!
私だって、不眠症が改善するまで睡眠薬を処方してもらって飲んでいましたから!
しかしながら、私は睡眠薬の使用で色々と気をつけていたことがあります。
本当に眠れない日だけ睡眠薬を飲む
「毎日眠れないんだけど…」
このようにツッコまれるかもしれませんが、毎日眠れない中でも「今日は本当に朝まで眠れなそうだ…」という日があるじゃないですか?!
1~2時間すれば眠れそうなときはいいのですが、朝まで確実に眠れなそうな時は本当にツラいですので、そんな日だけ睡眠薬に頼るのです。
これは私の中で鉄則になっていることなのですが、どうしてこのような使用方法にしているのかというと睡眠薬の副作用が慢性化してしまわないため。
睡眠薬の怖いところは自分が気がつかないところで副作用が進行するということ。
なので、副作用を極力起こさないためにも睡眠薬は本当に眠れない日だけ限定で飲んだ方が私はいいかと思います。
1日服用したら1日空ける
睡眠薬は基本的に次の日まで持ち越してしまう性質がありますので、1日服用したら1日空けたほうがいいと私は思っています。
心療内科や精神科の先生は「毎日服用して下さい」と言ってくるかと思いますが、毎日連続で服用してしまうと常に脳へ刺激を送っている状態となってしまいますのであまりよくないです。
私は不眠症で脳の検査もしたことがあるのですが、脳の専門病院で睡眠薬について聞いてみたら先生がこのように言っていました…
「睡眠薬は長期間使用するものではない!確実に脳へ影響が出るから。」
なんとなく分かってはいたのですが、脳の専門医にこのような事を言われたら頻繁に睡眠薬を使用する怖さを覚えますよね?
なので、私は睡眠薬を使用するときは1日服用したら1日空けるのを心掛けていました。(今は全く飲んでいません)
眠れない時は無理せず睡眠薬を
さて、ここまで睡眠薬のメリットとデメリットをお話しさせていただきましたが…睡眠薬って怖いと感じているのではないでしょうか?
睡眠薬は確かに怖いです!取り返しのつかない副作用が現れてしまうこともあります。
しかし、それは半年~1年と毎日欠かさず服用している場合に限りますので、本当に寝付けない日なんかは睡眠薬に頼ってもいいと思いますよ?
単発的に睡眠薬をしようすれば副作用も出にくいですし、何よりも睡眠を取れるのが嬉しいところ!
睡眠が取れなくなってくると日常生活に支障をきたしてしまいますので、「眠れなくてヤバイ…」と感じるときは睡眠薬に助けてもらいましょう。
また、睡眠薬の他にも副作用が出ない睡眠サプリもありますので、病院代をあまりかけたくないという方は1度試してみるといいですよ!
まとめ
入眠障害は不眠症の入り口ですので、眠れない日が2週間以上続いたら何かしらの対策を行うようにして下さい。
また、睡眠薬を服用するのであれば今回私がご紹介した使用方法を参考にして下さいね!
そうすると、副作用も最小限に抑えられ安全に服用することが出来ると思いますので。