夜中に目が覚めてしまうのは立派な不眠症
一旦眠りについても夜中になると必ず目が覚めてしまう…という方も多いかと思いますが、起きてから再度眠れなくなってしまうのであれば「不眠症」の可能性がありますので要注意です!
普通であれば眠りについてから朝までグッスリと眠れる訳なのですが、中途覚醒という不眠症になってしまったら夜中に目が覚めてしまうことが頻繁に起こってしまうんですよ。
もくじ
夜中に目が覚めてしまう原因
夜中に目が覚めてしまう中途覚醒の原因としては「ストレス」が主に考えられますが、その他にも体内時計の乱れや運動不足の場合も…。
ちなみに、私自身も中途覚醒で悩まされていたことがあるのですが、夜中に目が覚めてしまうと再度眠れたとしても寝起きが最悪になってしまうんですよね。
朝起きると頭痛、吐き気、目の奥の重い痛みなどが襲ってきて仕事どころではなくなる訳です。(私の場合は重度の中途覚醒でした)
そんな夜中に目が覚めてしまう「中途覚醒」は何故起きてしまうかと言うと、睡眠リズムである「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」のバランスがうまくとれなくなってしまっているからとされています。
【レム睡眠とは?】
レム睡眠は睡眠中の状態のひとつで、身体は骨格筋が弛緩して休息状態にあるが、脳が活動して覚醒状態にある。ただし眼球だけが急速に運動している。
【ノンレム睡眠とは?】
ノンレム睡眠は一般的には「脳の眠り」と言われる。しかし筋肉の活動は休止せず、体温は少し低くなり、呼吸や脈拍は非常に穏かになってきて血圧も下がる。脳が覚醒していないため記憶されず、この間に夢をみていたかどうかは 確認が難しい。
いわゆるぐっすり寝ている状態で、多少の物音がしたり、軽くゆさぶられても目が覚めることはない。
もしノンレム睡眠の最中に強制的に起こされると、人体はすぐさま活動を開始することができない。
大脳が休止状態から活動を開始するまではしばらくの時間が必要とされ、この状態に起こされてもしばらく次の行動に自覚的に移ることができない「寝惚け」の状態になる。
夜中に眠っている最中は浅い眠りである「レム睡眠」と、深い眠りである「ノンレム睡眠」が交互に繰り返されているのですが、ストレスなどを抱えていると自律神経の働きが乱れてしまいレム睡眠とノンレム睡眠のバランスが乱れてしまい「ノンレム睡眠」に到達出来なくなると言われています。
なにやら「レム睡眠」「ノンレム睡眠」と聞いていても頭がこんがらがってしまいますよね…(汗)
まぁ、こんな理由は覚えておく程度で十分で「夜中に目が覚めないようにするには?」という事を考えたほうがいいです。
それには、今現在抱えているストレスの改善を図るか、体内時計をリセットするなどの改善方法をした方がいいと思うのですが…自分の抱えているストレスなんて分かりませんよね?私もそうでしたので。
夜中に目が覚めないようにする対策
それでは、重度の中途覚醒型不眠症だった私が実際に実践した「夜中に目が覚めないようにする対策」をご紹介させていただきますので、是非参考にして下さい!
また、私自身が試してみたけど「効果がなかった対策」も含めてご紹介しますが、この記事を読んでいる方には合っているかもしれませんので試しに全部試してみることをオススメします!
睡眠薬を服用する
「いきなり睡眠薬かよ?!」
すみません…夜中に目が覚めない方法として1番先に睡眠薬をもってきてしまいました。(苦笑)
睡眠薬の中には入眠を手助けしてくれるものや、夜中に目覚めないようにするものまで幅広くあるのですが、上手に使用することによって朝までグッスリと眠ることが出来ちゃいます!
しかし…しかしですよ?!
睡眠薬は強制的に脳の働きをストップさせて眠気を引き出す薬ですので、睡眠の質は全くあがりません!(朝起きてもボーっとする)
また、睡眠薬には少なからず「副作用」があることを覚えておいた方がいいでしょう!
よく「睡眠薬は安全です」と言いますが、長期間飲み続けると必ず副作用に悩まされますので飲むとしても3日おきや「本当に眠れない時」だけにした方がいいですね。
しかし、夜中に目が覚めてしまうことがなくなりますので本当に悩んでいる方は心療内科などへ足を運んで見るといいでしょう!
生タマネギを食べるようにする
これはどこのサイト読んでも書いてないと思いますが、私の場合は生タマネギをスライスしたものを夕食に摂っただけで睡眠の質が上がり中途覚醒の改善に効果がありました!
この方法は、私のブログで度々紹介させてもらっているのですが効果は高いと思いますので是非試してみて下さい!
【生タマネギでグッスリ方法】
1:タマネギをスライスする
2:スライスしたタマネギを冷水に5分程度浸して辛味をとる
3:ドレッシングなどをつけて食べる
…これだけです。
タマネギには血行をよくして自律神経の働きを整える効果があるのですが、私はそれをうまく利用した形。
何故生タマネギなのか?というと、タマネギは熱を加えると睡眠に必要な成分が少なくなってしまうんですって。
なので、生タマネギをスライスして生で食べてみたのですが…これは本当に効果があって夜中に目が覚めてしまうことが少なくなったんですよね。
体内時計のを整える
朝にしっかりと「朝日」を浴びることによって夜中に眠気が襲ってくるようになるのですが、この体内時計が乱れていると睡眠ホルモンの分泌が少なくなってしまいますので「夜中に起きてしまう…」といったことになってしまいます。
なので、朝起きたら朝日を浴びて少し運動をしてみましょう!…と言いたいところですが、私にはさっぱり効果がありませんでしたね。
そもそも、私の場合は早朝覚醒持ちですので朝早くから起きて朝日を浴びまくっていた訳です。
しかし、夜中に目が覚めてしまう…なんだかおかしいですよね?(苦笑)
なので、この方法は今現在不規則な生活を送っていて夜中に目が覚めてしまうという人にオススメしたいと思います。
日中にしっかりと運動をする
ありきたりな方法で申し訳ありませんが、日中の運動不足でも「夜中に目が覚めてしまう」ということが起こってしまうんです。
思い出してほしいのが「子供の頃の記憶」です。
子供の頃は夜眠りにつくまで遊びまくって、眠ってしまったら朝までグッスリと眠っていた訳じゃないですか?
大人になると、どうしても「運動不足」になってしまって1日の体力を全て使わなくなってしまうんですよ…なので夜中になると目が覚めてしまう訳です。
なので、夜中に目が覚めてしまって悩んでいる方はジョギングやウォーキングなどの運動をしてみるのもいいかと思います!
ちなみに、「眠れないときのランニングは効果があるのか」こちらの記事で私が実際にランニングをしてみた結果を書いているのですが、不眠の悩みは全く改善されることはありませんでした。
しかし、私に合っていなかっただけで他の人には効果がある可能性がありますので1度試してみて下さい!
睡眠サプリを使用する
私的に「夜中に目が覚めてしまう」という対策に1番効果があったのは睡眠サプリですね。
睡眠サプリと聞くと「お金がかかるじゃん…」と感じる方が多いかと思いますが、睡眠薬みたく副作用はないし健康的に睡眠の質を上げていくことが出来るのでオススメしてるんです。
私は本当に睡眠サプリを試してから夜中に目が覚めてしまうことがなくなりましたし、不眠による目の下のクマや肌荒れも改善できたので今でも飲み続けています。
なので、「夜中に目が覚めてしまって毎日がしんどい…」と感じている方は1度試してみたほうがいいと思いますよ?
不眠はそのままにしておくと「慢性的不眠症」になってしまって毎日の生活すらキツくなってしまいますので…。
関連記事:睡眠の質を上げるサプリをカテゴリー別に選びやすくご紹介!
夜中に目が覚めてしまってもやってはいけないこと
例え夜中に目が覚めてしまっても「スマホ操作」だけは絶対にやめて下さいね?
スマホから発せられる「ブルーライト」という光は、脳に「朝だよ!起きて!」と合図を送ってしまいますので夜中に見てしまうとますます眠れなくなってしまいます。
なので、夜中に目が覚めてしまったとしてもゆっくりと深呼吸をして気持ちを落ち着かせてみましょう!
ゆっくり息を吸い込むことによってリラックスすることが出来ますので、再度寝付きやすくなるんです。
まとめ
今回は「夜中に目が覚めてしまう…」と悩んでいる方の為に色々とアドバイスをしてみましたが、中途覚醒をそのままにしておくと入眠障害も引き起こしやすいですので本当に注意してください!
入眠障害になってしまうと、「寝付けない…」という不安から鬱病になってしまう可能性もありますので要注意!
睡眠の問題は早めに解決するべきだと言えます!!