不眠症状で適応障害と診断されたら確認すること

精神病

不眠症状で適応障害と診断されたら確認すること

こんにちは。ユキナです。

今回は「適応障害」という病気についてお話しさせていただきたいと思うのですが、この精神病は不眠症で精神科や心療内科へかかった場合でも診断されるポピュラーな病名です。

私自身も、不眠で精神科に通っていたとき適応障害という診断を受けたことがあるのですが、注意しなければいけない点があると思ったので記事にまとめることにしました。

 

ユキナ
私の経験談をたくさん書かせていただきます!

 

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適応障害とは?

適応障害とは?

適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。

たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。

また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。

引用元:みんなのメンタルヘルス

適応障害とは、この引用文にある通り「特定の状況」「出来事」が引き金となり不眠症状や不安感、神経が過敏になってしまう症状のこと指します。

 

私が適応障害と診断されたのは数年前で、当時は会社員をしていました。

毎日の仕事は楽しかったのですが、ある日突然早起きの練習をしたことがキッカケとなり不眠症になってしまったのですが、不眠が続く日々を送っていたら日常生活に支障をきたしてしまったんです。

そして、近くの精神科へ行って睡眠薬と精神安定剤を処方してもらい半年間くらい毎日服用していたのですが、ある日突然涙が止まらなくなり病院へ行ったら適応障害だと診断されたんですよね…。

私は適応障害ではなかった

ここまで「私は過去に適応障害だと診断されたことがある」と書いてきましたが、それは診断されただけで適応障害ではありませんでした。

「なに言ってるんですか?!」

このようにツッコミたくなるかと思いますが、本当に適応障害ではなかったんです。(苦笑)

 

私の場合は、精神科で処方してもらった睡眠薬(ロヒプノール・デパス)による副作用が強く出てしまい、飲み始めてから半年経った頃から強い不安感と手足の痺れなどが起こって来ていたんです。

その中で1番ツラかったのは「強い不安感」と「動悸」でしたね。

 

ユキナ
不安感と動悸は本当に死ぬかと思いました…

 

当時は、睡眠薬の知識が乏しかったので副作用のことなんて気にしないで毎日服用していたんです。

睡眠薬って脳神経に働きかけて強制的にシャットダウンする薬なので、副作用が強く出てしまう人は脳神経異常を引き起こしてしまう可能性があるんですよ。

 

私の場合は、脳が痺れた感覚になり感情を失い、ちょっとしたことでも涙が大量に溢れてしまう形になって強い発作的な「不安感」を感じてしまうように…。

しかし、この症状が起きたときすぐにデパスを服用すると瞬く間に症状が改善されるんですよね。

 

こうして精神科へ相談しに行ったら、次のようなことを言われた訳です…

それは副作用ではなくて適応障害という病気です。

私は「えッ?!」と疑いたくなりましたが、先生のいう事だから「そうなんだ…」と考えるように…。

しかし、私は仕事も大好きだったし同僚や上司でも嫌いな人は全くいませんでした。

 

ユキナ
この時点で先生への信頼が一気になくなったんですよ…。

 

なので、「私が適応障害になるなんてあり得ない!」と思い、増やされた薬や今まで飲んでいた睡眠薬や精神安定剤をキッパリやめることに。

そしたら、薬の離脱作用が凄いのなんのって!!

 

物凄い動悸と強い不安感が一気に襲ってきて「これは…ヤバい…」と思いながら毎日のたうち回っていたのですが、半年くらい経った頃からようやく症状がなくなってきたんです。

この結果を考えると、私はやはり適応障害ではなく睡眠薬と精神安定剤の副作用だったということが分かったんですよ。

 

今思うと「あの時薬をやめていなければ…」とゾッとしますね。

 

【ポイント】

・薬の副作用で気分が落ち込んだことにより適応障害と診断される

・病院は何かと病名を付けたがる

 

適応障害だと診断されたら確認してほしいこと

不眠で病院へ行き「あなたは適応障害ですね」と診断されたら、まずは今まで飲んでいた睡眠薬や精神安定剤、抗うつ剤などの副作用が出ていないか確認してみて下さい。

そして、薬を服用し始めてから逆に体調が悪くなってきた部分があると感じたら、今すぐ違う薬に変更してもらうか断薬するようにしましょう

 

睡眠薬や精神安定剤、抗うつ剤は服用を始めた頃は副作用を感じにくいのですが、期間が経った頃一気に副作用を感じ始めるケースも多いです。

 

私が何故これほどまで力をいれて話しているかというと、適応障害と診断されてしまったら大抵の人は「私は適応障害なんだ…」と自分をマインドコントロールしてしまい、余計に眠れなくなったり気分が落ち込んでしまうときがあるから。

ちなみに、適応障害なんて勝手に精神科医が名付けた病気なのでもともとは存在しないんですよ?

 

現代では何かと病名を付けたがりますので、どんな症状でも何かしらの病名を名付けることが出来てしまうんです。

なので、不眠で病院へ行き適応障害だと診断されたら、まずは薬の副作用が出て来てしまっているかどうか確認してみるようにしましょう。

 

ユキナ
不眠で適応障害と診断されるケースも多いので注意が必要です。

 

【ポイント】

・薬の副作用で適応障害だと診断されることがある

・適応障害だと診断されてもへこまない

 

自分は本当に適応障害だと感じたら

「不眠になったのも今現在の環境が悪いから…」

適応障害と診断されてしっくりきている方は、有無も言わず現在置かれている環境から飛び出した方が懸命ですね。

仕事環境がストレスになっている方は退職して、家庭がストレスになっている方は1人で暮らせる環境を作り上げましょう!

「そんな簡単に言われても…」

このように思うかもしれませんが、現在置かれている環境から飛び出さないと一生辛い症状と付き合っていくことになりますよ?

 

私自身、不眠症を治すために仕事も辞めたし、1人でゆっくり出来る環境へと移動しました。

不眠が原因で適応障害になってしまった方は、特に現状の環境から飛び出すことが必要です。

 

経験しているから分かるかと思いますが、不眠症ってかなりキツイですよね?

毎日の生活もままならないくらいツラいですよね?

一生不眠が続くかと思うとゾッとしますよね?

 

健康を失ってしまうと働けなくなりお金まで失ってしまいます。

なので、少し立ち止まってもいいので自分が適応障害だと感じたら思いきって今の環境から飛び出すようにしましょう。

 

私が思うに、退職なんて人生のちょっとした出来事に過ぎません。

まずは、体を大切に考えましょう。

 

ユキナ
無理して今の環境にいる必要はありません!病気を治すためにも早く今の環境から抜け出しましょう!

 

まとめ

さて、今回は「不眠で適応障害だと診断されたら」と題して色々と書かせていただきましたが、私が言いたいのは睡眠薬や精神安定剤の副作用の表れで適応障害だと診断されてしまうケースがあるということです。

また、適応障害なんで勝手に名付けられた病名に過ぎませんのであまり気にしないようにした方が懸命ですね。

 

しかし、本当に自分は適応障害だと感じている方は、今の環境から飛び出すようにしましょう!

そうしなければ、慢性的な不眠症になってしまい鬱病を発症してしまう恐れもありますので。

 

ユキナ
無理は禁物!毎日が辛いと感じたら立ち止まってゆっくりする時間を設けるようにしましょう!

 

 

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