不眠知識全般

不眠症でも自立支援医療制度を申請でき医療費が1割負担になる

こんにちは!ユキナです!

さて、今回は「自立支援医療制度」についてご説明させていただこうと思うのですが、皆さんはこの制度をご存知ですか?

自立支援医療制度とは、精神疾患の患者さんの医療費(診察費・投薬費・治療費など)を軽減してくれるという制度になります。

 

この制度は眠れないという不眠症にも適応され病院代が1割負担になりますので、不眠症で毎月心療内科や精神科へ通院している方は絶対に利用した方がいいと言えますね。

 

ユキナ
私は利用したことがありませんが、不眠症で長期間通院する場合は申請した方がお得です。

 

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自立支援医療制度とは?

自立支援医療制度とは?

冒頭でも簡単にお話ししましたが、自立支援医療制度についてもう少し詳しくご説明させていただきます。

自律支援医療制度とは、精神疾患の患者さんの医療費(診察費・投薬費・治療費など)を1割負担にしてくれるとても素晴らしい医療制度ということは分かってもらえたかと思いますが、少し注意しないといけない点があるのでご説明…

外来通院をしている患者さんのみ対象

入院患者さんには適用されない

この注意書きにあるように、自立支援医療制度は「外来通院」している患者さんのみ対象となります。

 

今現在、精神疾患で病院へ通院している方なら分かるかと思いますが、1度の診察代や薬代で3000円は超えてしまいますよね?

料金設定が高い精神科や心療内科だと、1回の診察と薬代で4000円くらいかかってしまうことも珍しくありません!

 

そうなると、ただでさえ働けなくてお金がないのに病院代で更に金欠になる…といったストレスと抱え込んでしまい、更に精神疾患の症状が重くなるケースがあるのですが、そういったことが起こらないように処置されたのが自立支援医療制度になります。

 

ユキナ
これは大変ありがたい制度ですよね!

 

自立支援制度の負担額について

不眠症でも適応されるケースがある自立支援医療制度ですが「負担額はどのように変わるのか?」についてご説明していきます。

 

国民健康保険、社会保険をかけていると医療保険が適応され通常は3割負担になりますが、70歳以上の高齢者や小学生未満のお子様は2割負担となっています。

これはどういうことなのか?というと、次を参考にして下さい。

【医療費が10,000円かかった場合】

・本人は3,000円の支払い

・国は7,000円の支払い

私たちはこのようにして病院へ行った際の医療費を支払っているのですが、自立支援医療制度が適応されると本人負担額が1割になるんです!

それはどういうことなのか?と言うと…

【自立支援医療が適応された場合】

※医療費が10,000円のケース

・本人は1,000円の支払い

・国は9,000円の支払い

このような形になるんですね。

これは定期的に通院する精神疾患を患った患者さんにはとてもありがたい医療制度だと言えますよね?

 

ユキナ
大変ありがたい制度ですよね!

 

自己負担費の上限

自立支援医療制度には自己負担費の上限も設けられているのですが、基本的には1割負担になります。

しかし、患者さんの世帯収入に応じて負担額には上限があることを覚えておきましょう!

・月0円(実質負担なし)

・月2500円まで

・5000円まで

・10000円まで

・20000円まで

※上限なし

また、世帯収入によって負担額が違ってきますので所得が一定以上ある方「市町村民税が235,000円以上の方」は、基本的に自立支援医療を受けることが出来ないとされています。

しかし、医師が「重度かつ継続」に該当すると判断すれば受けることが出来るケースもあるので、このような場合はかかりつけ医に相談するようにしましょう!

自立支援医療制度が対象となる精神疾患

さて、それでは次に自立支援医療制度が対象となる精神疾患病をピックアップしていってみましょう。

先にお話ししておきますが、不眠症も自立支援医療制度の対象になりますのでご安心して下さい。

 

【自立支援医療制度が対象となる精神疾患病】

気分障害(うつ病、双極性障害)

統合失調症

強迫性障害

知的障害(精神遅滞)

パーソナリティー障害

自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群など)

不眠症

このような精神疾患病で自立支援医療制度は多く活用されていますが、これらの他にも「認知症」「不安症」「摂食障害」でも対象となるケースもあります。

 

しかし、これらの疾患でも自立支援医療制度が認められない場合もあるので要注意!

自立支援医療制度を認められるためには、今現在通院している心療内科あるいは精神科の主治医が「精神科的医療を長期継続する必要がある」と判断した方に限られますので注意して下さい。

 

ユキナ
自分が通っている病院の先生にOKをもらわないといけないんですね!

 

不眠症で自立支援医療制度を申請するには

眠れないといった不眠症で通院しており「自立支援医療制度を活用したい!」と思っているのであれば、まずは通院している心療内科あるいは精神科の主治医へ相談してみるようにしましょう。

先ほどもお話しした通り、自立支援医療制度を適応させるか?させないのか?を決めるのは私達個人でなく、主治医になります。

 

なので、不眠症で自立支援医療制度を申請するのであれば、早めに主治医へ相談することをおすすめします。

不眠症は「すぐに改善する!」という精神病ではありませんので、数ヵ月通院したらすぐに自立支援医療制度について主治医に聞いてみた方がいいかと私は思います。

 

ちなみに、私が通院していた心療内科は1度通うと薬代も合わせて3,500円程度になっていました…。

しかも、精神病って月に2~3回は通院しなくてはいけなくなるので、本当にお金がなくなっていくんですよね。

 

ですので、精神疾患病で通院しているのであれば先の事も考えて早めに担当医へ相談してみたほうがいいかと思います。

 

ユキナ
病院代も馬鹿になりませんからね…

 

まとめ

私は重度の不眠症を患い、実際に心療内科へ通院していたことがあったのですが自立支援医療制度の申請はしませんでした。

それは何故かというと…自立支援医療制度の存在を知らなかったから。(苦笑)

 

こういった医療制度は医師が教えてくれるものではなく「自分で探すもの」だと認識した方がよさそうですね。

私自身、最近になって不眠についての調べ事をしていたときに自立支援医療制度のことを知りましたからね…。

 

なので、今現在不眠症で通院している方は1度担当医に相談してみるようにして下さい!

医療費が安くなりますので絶対にお得ですよ!

 

ユキナ
無知は罪…私も通院していたときに自立支援医療制度のことを知っていれば…

 

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