睡眠薬の副作用で音に敏感になることがある【原因・対策】

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睡眠薬の副作用で音に敏感になることがある【原因・対策】

2017/07/13

こんにちは!ユキナです!

不眠の悩みを抱えて精神科や心療内科へ行くと必ず処方されるのが「睡眠薬」ですが、睡眠薬を服用すると様々な副作用が起こってしまう可能性があります。

その副作用の中で「音に敏感になる」という症状があるのですが、これは私が実際に経験した睡眠薬による副作用。

 

今回は、そんな「音に敏感になる」といった睡眠薬の副作用について書いていきたいと思います。

 

ユキナ
症例は少ないみたいですが、私が実際に経験した睡眠薬の副作用なのでご紹介します

 

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睡眠薬の副作用で“音”に敏感になった

睡眠薬の副作用で“音”に敏感になった

睡眠薬の副作用の中で起こりやすいのは次の通り…

翌日まで眠気が残る

次の日1日中ボーっとする

集中力の低下

物覚えが悪くなる

手足の痺れ

これらの症状は、睡眠薬を飲み始めると起こりやすい副作用だと言えます。

実際に私も、このような副作用を経験したことがあるのですが…厄介だったのは音に敏感になってしまうという副作用でした。

 

当時私が服用していた睡眠薬はベンゾジアゼピン系の「ロヒプノール」と「デパス」という睡眠薬。

これらの睡眠薬を約半年間程度飲み続けていたら、副作用が一気に襲ってきて「恐怖感」「不安感」「音に敏感になる」といったことが起こり始めたんです!

音に敏感になるとは?

「音に敏感になるってどういうこと?」

このように疑問に思うかもしれませんが、具体的な例を挙げるとこのような感じになります…

他人のくしゃみの音でビクッとなる

物音一つでドキッ!とする

そう、私は睡眠薬の副作用で「くしゃみの音」や「物音」一つでビクッと反応してしまうようになったんです。

簡単に言えば…神経過敏といったところですね。

精神科の先生に相談したら…

当時通っていた精神科の先生に「音に敏感になった…」と副作用のことを相談したら…

精神的な病気も発症してきているのかもしれませんね…

…えッ?!精神的な病気?!

 

私はただ眠れないだけでストレスとかも感じていないので、精神的な病気とは無縁!

なので、先生に次のような質問をしてみたんです…

・睡眠薬の副作用で音に敏感になることはあるのか?

・恐怖心や不安感が発作的に襲ってくることはあるのか?

そして、先生が口にした言葉は…

う~ん。あまり聞いたことがないですね…

…ハァ…そうですか…という感じでしたね。

睡眠薬の副作用で音に敏感になる原因

上記の記事でも書かせていただいているのですが、私は不眠症で脳の専門病院で検査を受けたことがあります。

検査内容はCTで脳の内部をチェックする審査だったのですが、脳は異常なし。

 

なので、診察してくれた先生に「睡眠薬の副作用で音に敏感になることはあるのか?」と聞いてみたら、意外な返答が!!

【脳専門病院の先生曰く】

睡眠薬は脳の神経をマヒさせるので、神経的な副作用が起こる可能性は十分にある!

したがって「音に敏感になったり」「発作的不安」を感じるようになることも考えられます。

この返答を聞いて、心底脳の専門病院へ来てみてよかった!と思いましたね。

 

精神科や心療内科の先生は、脳異常の専門家ではありませんので睡眠薬の副作用に詳しくない先生もたくさんいます。

現に、精神科や心療内科の先生達は参考書を読みながら診察してるくらいですからね…。

なので、私が経験した「音に敏感になる」といった睡眠薬の副作用について何も言えなかったと思いますが、脳の専門医はしっかりと答えてくれたので安心しました。

 

ユキナ
睡眠薬の副作用が出たときは色々な人に相談してみた方がいいですね!

 

睡眠薬の副作用からの離脱方法

私は、睡眠薬の副作用で救急車で運ばれた時があるほど、重度の副作用経験者です。

発作的な恐怖感不安感、動悸、手の震え、音に過敏になる…といった副作用が一気に現れてしまい、壮絶な毎日を過ごしていました。

 

そんな毎日に限界を感じて私がとった副作用の離脱方法はこちらです…

・薬を全種類一気にやめる

そう、私は副作用から離脱したいがために、それまで飲んでいた睡眠薬を一気にやめることにしました。

私の場合はデパスを精神安定剤代わりに処方されており、発作が起こるとデパスを服用するようにしていたんですね。

 

副作用の発作が起こってもデパスを服用すると、ものの10分で平常心に戻れるんです。

 

しかし、このデパスを飲み続けていると「もっと副作用が起こり始める!」と感じ、私は睡眠薬とデパスを服用するのをやめました!

そしたら、次のような結果になったんです…

睡眠薬と精神安定剤の離脱症状で大変!

離脱症状は2ヶ月程度続いた

3ヶ月目には発作的な症状はなくなった

細かい副作用が完治するまで5年間かかった

睡眠薬による重度の副作用を経験してから、副作用が完全に抜けるまで私の場合は5年間もかかりました。

当然、その間も眠れないことが何度もあったのですが、その時は副作用が少ない「ベルソムラ」という睡眠薬を飲むようにしたり睡眠サプリで眠るように。

 

「睡眠薬や精神安定剤を急にやめてはダメ!」とよく聞きますが、その理由は「薬の離脱症状」が物凄く感じることがあるから!

私は睡眠薬や精神安定剤に依存してしまっていたことから、急に薬をやめたら発作に対応できなくなりかなり苦しい思いをしましたね。

しかし、あの時一気に薬を止めていないとそのままズルズルと副作用が強く表れていたと思います。

 

なので、睡眠薬や精神安定剤を服用し始めてから体に変化があった場合は、1度かかりつけ医に相談して薬をストップしたほうがいいかと私は思いますよ。

 

ユキナ
副作用が体から抜けるまで結局5年間もかかったんですよね…

 

薬しか出さない精神科医や心療内科医がいるので注意!

私が「睡眠薬を飲み始めてから音に敏感になった…」と相談した精神科の先生は、あれよあれよと薬を増やす人でした。

じゃこの薬も試してみて下さい!

こんな感じで、副作用を告げると薬を減らすどころか薬を増やす始末。

 

なので、信用できなくなって病院を変えたのですが、次の病院も薬しか出さない先生でしたね…。

私自身は副作用の改善方法などをしっかりと教えてもらいたいと思い、精神科や心療内科へ通っていたのですが彼らは副作用の改善方法などには全く無知でした。

 

そこで、最後の頼みの綱で地元で1番有名な心療内科を受診したら…その先生は物凄く頼りになる先生だったんです!

【先生の特徴】

副作用のことも理解してくれていた

睡眠薬は極力処方したくないと言ってくれた

睡眠日誌のアドバイスなども積極的にしてくれた

この先生に出会ってからは、他の病院へ移ることがなくなりましたね。

 

「音に敏感になる」という睡眠薬の副作用についても理解してくれましたし、何よりも「睡眠薬を使わない改善」に取り組んでくれたのが嬉しかったですね!

 

ユキナ
薬しか出さない病院はやめたほうがいいですよ!しっかりとアドバイスしてくれる病院を探しましょう!

 

まとめ

さて、今回は「音に敏感になる」という睡眠薬の副作用について書かせて頂きましたが、これは実際に私が経験した睡眠薬の副作用の体験談です。

症例が少ないのでネットで検索しても出てこないかと思いますので、この記事は私みたく「音に敏感になった…」と悩んでいる方の為になればいいな!と思っています。

 

睡眠薬の副作用は医師のマニュアルにはない症状もありますので、医師に相談しても解決策を導き出せなった場合は自分なりに色々と試してみて下さい!(私みたく)

そうしないと、一生副作用地獄に苦しめられてしまうと思いますので。

 

ユキナ
睡眠薬は副作用があることを理解して服用しなければいけませんね。

 

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