睡眠薬は「処方薬」と「市販薬」

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睡眠薬は「処方薬」と「市販薬」どちらも同じ?体験者の声をもとにご説明します

2016/11/28

睡眠薬は「処方薬」と「市販薬」どちらも同じ?体験者の声をもとにご説明します

「睡眠薬は市販でも手に入るから!」

ちょっと待ってください!それは大きな間違いですよ!

実は病院で処方される「睡眠薬」と市販で販売されている「睡眠薬」には「大きな違い」があることをご存知でしたでしょうか?

「えッ?!そうだったの?!」

そうなんです…まだまだ認知されていなく、分かっていない方もたくさんいるのが現状ですので、今回は「処方される睡眠薬」と「市販の睡眠薬」の違いを簡単にご説明させて頂きます。

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市販の睡眠薬の成分と効果は?

ドラッグストアなどで販売されている「睡眠薬」は「睡眠導入剤&改善薬」と言われており、主な成分は抗ヒスタミンです。

ちなみに、アレルギー薬や花粉症時に処方される薬にも抗ヒスタミンが入っているのですが…飲むと眠くなりますよね?

また、処方時の注意書きにも「眠気を起こす危険性がありますので運転は控えて下さい」とあるように、睡眠に深くかかわっている成分と言えます。

また市販の睡眠導入剤では次のような効果が期待されます…

眠りにつくための時間を短くする

睡眠時間を増やす

しかし、病院で処方される睡眠薬よりは効果が薄く「全く効かない」という例も少なくありませんが「副作用が起きにくい」といった面では安心して使用できるでしょう!

ちなみに、私は市販の睡眠導入剤は全く効きませんでした…。

処方される睡眠薬の効果は?

まず、先に言っておきますが病院で処方される睡眠薬は大抵の方ならコロッと眠ることが出来ます。

また、病院で処方される睡眠薬には次の5つの種類があります…

バルビツール酸系

ベンゾジアゼビン系

非ベンゾジアゼビン系

メラトニン受容体作動薬

オレキシン受容体拮抗薬

これらの種類は、それぞれ「脳神経」に働きをかけるのは同じなのですが「作用」がまったく異なります。

分かりやすくご説明すると「短時間型」「中時間型」「長時間型」に分かれるのですが、しっかり自分にあった睡眠薬を服用しないと「副作用」が起きる危険性も十分にあります。

私自身、これらの種類をすべて試しましたが「合わない睡眠薬」もあり、1日中ボーッとしたりして仕事ができなかったことも…

なので、市販の睡眠導入剤よりも「効き目」が凄く強いので医師にしっかり相談してから処方してもらうようにしましょう!

 

また、これら2つの「睡眠薬」を試した体験者のかたのお声を頂きましたのでご紹介させて頂きます!

処方薬と市販薬を試してみた結果

栃木県 N.Iさんの不眠体験談

私の場合は「寝付けない」のが問題でした。

それまでなら30分もかからず寝付いていたのに、気付けば数時間眠たいのに寝付けないようになっていたのです。

また、恐らく「3時間くらい」は睡眠をとれていたとは思いますが、普段7時間以上寝ていた私にとっては「睡眠不足」。

仕事のストレスと仕事仲間からの「期待」というプレッシャー…それからというのも睡眠障害になってしまい頻繁に体調を崩すようになったことから上司に「心療内科」を受診するよう勧められました。

今思えばかなり的確な指示を出してくれた上司でしたね。

そうして病院にかかった結果、健康状態を改善するためには「睡眠の問題」を解決する必要があるということで初めて「睡眠薬」を処方されて知ったのですが、いわゆる「睡眠薬」は「眠りにつかせる薬(これが処方されたもの)」「眠気をもたらす薬(のちに購入する市販薬)」の二種類に分類されるみたい。

私の症状は「眠たくても寝付けない」というものだったので、前者の眠りにつかせる薬を使用することになりました。

そうして、処方された「睡眠薬」を飲んでみたところ、その日はすぐに寝付けたことにビックリ!

心療内科の先生の説明通り「就寝の30分前」に睡眠薬を飲んでみたところ、布団に入って30分もたたずに眠れたようです。

もちろん、一回ぐっすり寝てすべてが解決するわけではありませんが、随分と疲れが取れたのを覚えています。

また、それから2カ月ほど「2週間に一度」病院に通ってその薬を処方してもらっていましたが、眠れるようになり体調が落ち着いてからは会社にも通えるようになりました。

ただ、1つ問題が…

仕事が忙しくなりはじめ病院になかなか行けなくなったのです。

私の中の「薬があれば眠れる」という安心感が、薬が残り少なくなってくると「薬がないと眠れないのではないか」という不安になりました。

薬をもらいに行こうにも…仕事が終わらない。

最後の処方薬がなくなったとき、安心感がほしくて「市販の睡眠薬」を購入して箱に書いてある大人量の2錠を服用してみたら意外にも眠れたのです。

今まで使用していた「処方薬」と購入した市販薬は「成分」も薬の果たす効果も違うのに…。

きっと薬がなくても寝られるようになっていたのだとは思いますが…。

しかし、仕事での疲れやまともな食事をとっていないこと、薬がよく効く体質だったなどいろいろな原因があると思いますが、市販薬を飲んだ翌日私はなかなか目を覚ますことが出来なく始業時刻直前にぼんやりと目を覚ます結果に…。

市販の睡眠導入剤は「眠れたのにすっきりしない」という私の経験から、安易に使うものではないなと思ったので以降は使用していません。

それ以来、よっぽど不安があるとき以外は睡眠薬を飲まずに眠れるようになりました。

一番は病院の先生に従うこと、勝手な判断をしないことですね!勝手に市販の睡眠導入剤を飲んだ私が悪かった…。

先生なら適切なタイミングで薬の使用終了を告げてくれますし、副作用の説明もしっかりとしてくれますので安心して睡眠薬での治療を受けることが出来ました。

また、これが仕事が忙しくても「自分の体を一番大事に考えたら良かった」と感じた1番の出来事でした。

まとめ

この体験者さんは、処方された睡眠薬と市販の睡眠薬の両方が効いたみたいですね!

しかし、市販の睡眠薬で副作用が起こってしまったという結果に。

このように、人それぞれ効き目が分からないのが「睡眠薬」ですので、不眠で悩んでいる方は「精神科」や「心療内科」に足を運ぶようにするか「サプリ」などを飲んで対策を打つようにしましょう!

そうしなければ、副作用で悩んでしまう結果になりかねませんので!

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