不眠症の原因は冷え性の可能性がある
不眠症と聞くと「ストレス」や「精神面」への影響で起こる病気だと思われがちですが、実は冷え性によって引き起こされる場合もあるんですよ。
「冷え性って手足が冷える…あの冷え性?」
そうなんです、手足の末端が冷えてしまう冷え性が不眠症を引き起こしている原因の可能性がありますので、今回は「不眠症と冷え性の関係性」についてご説明させていただきます。
もくじ
冷え性が不眠症を引き起こしてしまう原因
みなさんは冷え性ではありませんか?
私は冷え性持ちなので、寒い季節になると手足が冷えてしまってもう大変…って私の話はいいですね。(苦笑)
そんな、私も苦しめられている冷え性の主な原因は「血行不良」なのですが、血行不良で体が冷えてしまう理由は次の通り…
血流が悪くなり体の先端(手足)まで血液が行き届きにくくなる
血管に老廃物が溜まり内蔵まで冷やしてしまう
自律神経が乱れてしまい基礎体温がさがってしまう
このように、冷え性が原因の血行不良になってしまうと様々な症状を引き起こしてしまうのですが、この中でも不眠症に関係しているのが「自律神経の乱れ」になります。
自律神経の働きが乱れてしまうと、睡眠に重要な「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れてしまうことから「眠れない」「眠くならない」といった症状が起こり始めてしまうんですね。
冷え性が不眠症を引き起こしてしまう原因はここにあったんです。
冷え性の見分け方
不眠症になってしまった原因が冷え性にある場合は、早めに「血行不良」を改善する対策を取らなくてはいけません!
…といっても、自分が冷え性かどうかなんてよく分かりませんよね?
なので、まずは朝起きたら自分の体温を測ってみましょう!
そうして、体温が36.0度以下なら冷え性の可能性が十分に高いです。
また、体が部分的に冷たい場合も「血行不良」が起きて冷え性を発症している可能性がありますので、自分の足や腕、お腹などが冷たくないかさわってみるようにしましょう!(これも朝がいいです)
不眠症の原因が冷え性だった場合の対処法
不眠症の原因が冷え性だった場合は、先ほどお話しした通り「血行不良」を改善しなくてはいけません。
血行不良になってしまうと、血流が悪くなって基礎体温が下がり自律神経が乱れてしまうので要注意!(2回目の説明になりますね)
そんな自律神経を乱してしまう血行不良の改善方法をまとめましたので、是非試してみて下さい!
毎日の運動を心掛ける
血行不良の改善には「運動」が1番いいです!
有酸素運動のような汗をかく運動をすることで、老廃物が汗として体内から排出されて血液の流れがよくなります。
そうすると、体の基礎体温もあがり血行不良が改善され自律神経のバランスが整い、グッスリ眠れるようになるんですね!
下半身の筋肉を鍛える
冷え性が引き起こす血行不良の原因は「筋肉不足」だということを知っていましたか?
筋肉には、体の「熱」を作る働きがあるのですが、筋肉量が少ないと当然体を温めることが出来なくなってしまいます。
そうすると、体温が下がり冷え性になって自律神経のバランスが崩れるのですが…筋肉を強化すれば改善されるので安心して下さい!
血行不良改善のためには下半身の筋肉量を増やしてあげることが重要ですので、スクワットや屈伸運動などを毎日行うようにしましょう!
※下半身の筋肉には、心臓へ血液を送るための重要な働きがあるんです。
温かい飲み物を摂るようにする
冷え性が原因で不眠症を引き起こしていたとしたら、体を温めて自律神経のバランスを整えることが重要となりますので「温かい飲み物」を積極的に摂るようにして体の内部から温めるようにしましょう!
また、ハーブティーなどにするとリラックス効果がありますので不眠症改善にも効果的です。
不眠症の原因が冷え性 まとめ
このように、冷え性から不眠症を引き起こしてしまうことがありますので十分に気をつけなくてはいけません。
なので、不眠症になって悩んでいるのなら1度冷え性持ちかどうか確認してみて下さい!
もし、冷え性が原因の不眠症なら「血行不良」を改善することによってグッスリと眠れるようになりますので、毎日の運動を心掛けるようにしましょうね!