不眠症の原因は脳の異常?実際に病院に行ってきました
2017/03/01
不眠症になると毎日眠れないことで「脳に異常があるんじゃないのか?」と不安になってきてしまうものですが、脳が原因で不眠症になってしまうことってあるんでしょうか?
そこで、不眠症の私が実際に「脳の専門病院」へ診察しに行ってきましたので結果を書いていきたいと思います。
不眠症を脳の専門病院で検査
私の不眠症は慢性化してしまっていて、普通に眠れた!と感じるのは1ヵ月に1度くらいなので毎日疲労感と闘いながら生活しています。
なので、睡眠薬やサプリメントを定期的に飲んでいるのですが体の疲れが限界に達してきたので脳を調べてもらうことにしたんですよ。
ちなみに、私の場合は眠れないことによって「脳の圧迫感」を感じるようになったのですが、それは精神安定剤のデパスを飲んでから起こりました。
デパスを飲み始めて2ヵ月くらいしたら「脳がマヒ」している感覚に陥り、救急車で運ばれたこともあったのですがその時はしっかりと検査していなかったんですよね。
なので、今回しっかりと脳の検査をしてきました!
まずは問診
脳の専門病院だからと言って特別なことは無く、最初は内科同様「問診」から始まりました。
先生に話したことは…
・毎日眠りが浅くてツラい
・脳がモヤモヤと思い痛みがある
・目の奥の神経が脳にかけて引っ張られる感じがする
・たまに頭痛と吐き気がする
…このような症状を訴えたら、「脳の中身を見てみなければ何とも言えない」とのことでCTに入って検査をすることに。(MRIだと思っていましたがCTだった)
【MRIとCTの違い】
どちらも丸い機械の中に入って身体の断層を見る検査技術のことだが、原理はまったく異なる。
MRIは、強力な電波を使って、体内にある水分に作用して断層を撮影する方法。
一方のCTスキャンは、X線検査の立体版で、レントゲン照射したあとにコンピュータで画像を作り出す。
MRIとCTスキャンは撮影技術自体が異なる。
そうして、CTの機械に入って脳の画像を撮影してもらいましたが…ものの数分で終わるんですよ。
私的にはもっと時間がかかるのかな?と思っていたのですが、内科でレントゲンを撮るくらいの感覚で終わったような気がします。
不眠症の原因は脳にあったのか?
CTを撮り終わったらすぐに診察になったのですが、結果的に言うと脳には何も異常はありませんでした!
しかし、私は「絶対に脳に異常があるから眠れないんだ!」と思っていたことから先生に…
「脳に異常があって眠れなくなることはあるんですか?」
このように聞いたところ…
先生「脳に異常があれば逆に眠くなるんですよ!突然寝てしまうことだってあるんですから」
…意外なことに、脳に異常があると逆に眠り続けてしまうようです。(脳梗塞の場合もあるので注意!)
そうして、先生と色々話していると最終的に精神科や心療内科へ行くこを進められてしまいました…。
精神科や心療内科はこれまで5つくらいの病院へ行ってみたのですが、どこも同じようなことしか言われず脳の病院へ来てみたのに。
しかしながら、不眠症の原因が「脳」にあることは滅多にないみたいですので心配していた方は安心して下さい。
【脳を調べてもらったら】
脳に異常があると逆に眠気が襲ってくると言われる
不眠症は精神科や心療内科の専門医にかかったほうがいいと言われる
毎日の運動を進めらた
脳の異常で眠りが浅くなる可能性はある
脳の専門病院の診察では「異常なし」と言われたのですが、気になって色々と調べていたら脳の「扁桃体」というところに異常がある可能性が浮上。
扁桃体とは
怖いものや嫌なものを見たとき、その刺激を感知し交感神経の活動を高めるなど、危険を回避するための指令を出す働きをしている場所。
出典:みんなの家庭の医学
何やら、交感神経の働きが強くなり扁桃体の活動が活発化されると少しの「物音」や「振動」でも起きてしまうとのこと。
なので、グッスリ眠れず「眠りが浅い…」と感じるようになってしまうんですね。
また、扁桃体の働きが活発になってしまう原因は「ストレス」にあるようで、ストレスを取り除かなくては交感神経を沈めることは出来ないとのこと。
最近だと仕事でストレスが溜まってしまう人も多いですので、なるべくストレスをためない生活を心掛けたほうがいいと言うことですね。
まとめ
不眠症の原因が脳にあると感じて「脳の専門病院」へ行ってみましたが、なんの異常もなく脳は健康そのものでした。
しかしながら、今回は脳の病院へ行ってみてよかったと思います!
私的には、「絶対に脳腫瘍がある」「脳の血管が詰まっているんじゃ…」と心配になっていましたので、少しは心が晴れた気分ですね。
しかしながら、脳に異常がなかったということはまた手探りで不眠症改善を図らなくてはいけないということ…。
頑張って不眠症を改善するぞ!