熟睡感が得られないのはお酒が原因
「熟睡感が得られない…」と悩んでいる方の多くはお酒を飲んでいる傾向にあることを知っていましたか?
お酒を飲んで寝ると「寝つきがよくなる」と勘違いされている人も多いので注意が必要です!
お酒は睡眠の質を大幅に下げる
大人になると誰しも口にするようになる「お酒」ですが、お酒は睡眠の質をガクッと下げてしまうので要注意です!
私自身もお酒は好きな方でしたが、不眠症になってから必要でない場合は絶対に飲まなくなるようになりました。
お酒を飲むと「寝つき」はよくなる傾向にあるのですが、アルコールが分解される睡眠後半になると、交感神経の活動が高まり眠りが分解され始めて疲れが全く取れなくなってしまうんですね。
なので、今現在不眠で悩んでいる人で毎日お酒を飲んでいるのなら、ただちに禁酒したほうがいいと言えるでしょう!
寝つきをよくするためにお酒を飲むのは危険!
みなさんも感じたことがあるかと思いますが、お酒を毎日飲み続けると耐久が出来て量を増やさない限り酔わなくなってしまいます。
そうなってくると寝つきはいいものの翌日の「疲労感」が増してしまうのですが、その原因はアルコールによる就寝中の「酸欠状態」のせい。
アルコールを飲むと筋肉が緩んで軌道がせまくなってしまい「酸欠状態」に陥ってしまう場合があるのですが、酸欠状態になるとイビキや「睡眠時無呼吸症候群」がひどくなり血管に負担がかかるように…。
そのため、不眠以外にも高血圧や脳血管疾患、心臓病のリスクも高くなってしまうんです。
睡眠の質を上げるにはノンアルコールビール
どうしても、お酒は飲みたい!という方はノンアルコールビールへ変更してみましょう!
スペインの研究グループによる実験では、ノンアルコールを飲むと寝つくまでの時間が短くなり、日中の「不安感」も低減されたという結果も出ているくらい!
これは、ビールの主成分である「アミノ酸」の一種「GABA」が神経を落ち着かせてくれる働きがあるうえに、ノンアルコールビールにはアルコールが含まれていませんので就寝時に気道を狭くしてしまう心配がないからです。
ですので、不眠の悩みを抱えている方はお酒を飲みたくなったらノンアルコールビールを飲むようにしましょう!
※出典書籍:睡眠メソッド100
お酒で熟睡感を得られるのは20代前半まで
「若いころはお酒を飲むと次の日の夕方まで寝ていられたのに…」
このように思う方もいるかと思いますが、それは若さゆえに睡眠ホルモンの分泌が豊富だからです。
20代後半を迎えてくると、体内の様々なところへ老化現象が現れ始め30代に突入するとその症状が一気に現れたりするんですよね。
これは、お酒の熟睡感にも言えることなのですが20代後半を過ぎると徐々に睡眠時間が短くなり「早起き」になる傾向があります。
ただでさえ長時間眠れなくなってきているのにお酒を飲んでしまうと、ますます熟睡感を得られなくなってしまうことに…。
私の場合は、20代前半の頃にはお昼まで寝るということが一切なくなり「もっと寝ていたいのに…」と思っていても目が覚めて眠れなくなってしまうようになりました。
そうした中でお酒を飲むと、まだ起きる時間ではないのに「目が覚めてしまう」といった状態になってしまい最悪!
そうして、朝は早く目覚めてしまうようになりますので全く熟睡感なしッ!!
なので「若いころはお酒で…」という考えは捨てて、アルコールは会社の飲み会など必要なときだけにしたほうがいいですよ!
そうすると、たっぷりと熟睡感を得られることが出来ますので!
まとめ
このように、アルコールは私達から「熟睡感」を奪っていってしまいますので十分に気をつけましょう!
なので、アルコールを毎日飲んでいて「熟睡感を得られない」という方は1度ノンアルコールビールに変更してみて下さい。
そうすると、眠りの質がグンッとよくなるはずですので!