眠りが浅い原因と対策を詳しくご説明!
しっかりと睡眠時間はとれているのに眠りが浅くて熟睡できていない気がする…このような方も多いかと思いますが、そうなると翌日も疲れが溜まってしまって気分がすぐれません。
この「眠りが浅い」のは、早めに改善しないと慢性的な不眠症へとつながってしまう恐れがありますので注意が必要ですよ!
もくじ
眠りが浅い原因
眠りが浅くなる原因は人それぞれになるのですが、大きく分けると次のような原因が潜んでいます…
運動不足による血行不良が原因の場合
私たちの体は筋肉の働きによって血液をからだ全体に送り出しているのですが、筋肉量が少ないと血行不良になり自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
「よく運動した日はグッスリ眠れる」とよく耳にしますが、これは運動したことによって血流がよくなり体が疲れを感じたことによるもの。
なので、運動した日はグッスリと眠ることが出来るんですね!
しかし、運動不足になり血行不良を引き起こしてしまうと自律神経のバランスが乱れてしまい交感神経と副交感神経がうまく働かなくなって眠りが浅くなってしまうんです。
【チェックポイント】
熟睡するには毎日の運動が大事
体内時計のバランスが崩れてしまっている場合
私達人間の「睡眠リズム」は主に体内リズムと睡眠物質によって作り出されているのですが、深夜まで起きていたり旅行などで起床時間が早かったりすると睡眠リズムは崩れてしまいます。
昼寝をすると眠れなくなるというのはこのことで、1度睡眠のリズムを崩してしまうと眠りが浅くなり熟睡できなくなってしまうんですね。
なので、眠りが浅い日が続いたら自分の睡眠リズムを正す必要性があります。
【チェックポイント】
眠りが浅いと感じたら自分の睡眠リズムを確認してみる
ストレスや鬱が原因の場合
ストレスが蓄積されると自律神経の働きに影響を与えて脳が覚醒してしまう場合があるのですが、このことにより眠りが浅くなってしまうケースが非常に多いです。
また、鬱病の人に不眠症が多いのは自律神経のバランスが崩れているのが原因。
なので、眠りが浅いと感じたらストレスを抱えない生活を送ることが大事ですね。(なかなか難しいですが…)
【チェックポイント】
ストレスを溜め込まないように心掛ける
メラトニンが減少してしまっている場合
メラトニンというのは、脳の「松果体」から分泌されるものなのですが、俗に「睡眠ホルモン」と言われています。
このメラトニンは、日中はあまり分泌されることがありませんが夜になるにつれて分泌量が増えてきて眠気を誘うんですね。
しかし、夜でもスマホやPCの明るい光を浴びてしまうとメラトニンの分泌量が著しく減ってしまい眠気が去ってしまうことも…。
最近では、眠りが浅いという原因は「スマホ」だと言われているくらいです。
【チェックポイント】
熟睡するためには夜に強い光を浴びないようにする
眠りが浅い原因の対策
各項目の「チェックポイント」でも対策を書かせていただいていますが、眠りが浅い場合は「運動」をすることを心掛けて夜にスマホの使用などを控えてみるようにしましょう!
また、ストレスを溜め込まないというのが非常に重要ですので何か趣味などを見つけてそれに没頭してみるのもいいかと思いますよ。
私の場合は、映画鑑賞が好きなのですが1本見終わる頃には眠気が襲ってきてグッスリ眠れたりもします。
それと、1番大事なのは「朝日を浴びる」ということです。
生活が不規則になってしまうと朝日を浴びることなく生活するようになってしまいますので、睡眠のリズムが崩れて眠りが浅くなってしまうんです。
なので、生活リズムを正してみるのも重要だと言えますね!
夢を見て寝ている気がしない
ここからは自身の話になるのですが、慢性的な不眠症の私は眠りが浅いことなんて日常茶飯事で翌日もフラフラしていることが多いです。
そんな私が経験したのは眠っているけれど「寝た気が全くしない」というもので、目をつむっているとき夢を見ているのか自分で考えているのか分からないということがよくありました。(分かりづらくてスミマセン)
分かりやすく言うと、いびきをかいて寝ているようですが自分はずっと「起きている感覚」なんですよね。
なので、感覚的には一睡もしていない感じ。
しかし、家族がいうには「いびきをかいて寝ていた」と言うんですよ…。
ですが、私自身は全く疲れが取れていないし、逆に眠りが浅いことによって疲れてしまっている感じがするんです。
私の場合は、眠る前によく「嫌なこと」を思い出してしまうのですが、多分それが眠りを浅くしている原因だと思ったのでちょっとした眠りやすくする方法を試したら眠りが浅いのは解消されました。
なので、みなさんも眠りが浅いときは何かしら自分で色々と試してみて下さい!
そうすると、自分に合った熟睡できる方法が見つかるはずですので!
眠りが浅いのは病気の場合も
実は、眠りが浅いのは病気の可能性もありますので、念のためご説明させていただきますね!
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすこと。気付かないうちに日常生活に様々なリスクが生じる可能性があるのです。
睡眠時無呼吸症候群の特徴は「いびき」が出ることです。
しかし、普通のいびきとは全く違い途中で「グガッ…」と大きないびきをした後に呼吸が止まってしまうんですね。
この症状を引き起こしてしまうと、眠りが浅くなり熟睡出来なくなってしまいますので要注意!
レム睡眠行動障害
レム睡眠中に体の動きを抑制する脳の機能が障害され、夢を見ているときに大声を出したり、手足を大きく動かしたりしてしまう病気。
起きあがって歩き回り、殴る蹴るなどの動作をすることもある。
パーキンソン病などの神経疾患に先立って見られることがある。
出典:コトバンク
レム睡眠行動障害とは、この説明にもある通り脳の機能の障害で夢でうなされたり手足を大きく動かしてしまう病気です。
この症状は、家族が近くにいないと気付くことが出来ませんので注意が必要。
また、眠っている間も体を動かすなどの行為をしてしまうために眠りが浅くなってしまいます。
睡眠状態誤認
睡眠の持続が正常であるにもかかわらず、患者が不眠を訴える。
即ち、睡眠ポリグラフィー所見などの客観的状態と患者の主観的訴えとの間に解離がある状態。
睡眠に対する「こだわり」が問題となる場合が多い。
出典:スイミンネット
こちらはその名の通り、睡眠時間はしっかりと取れているのに「自分は眠れていない…」と思ってしまう症状のことを指します。
なので、脳波を調べても当然正常ですし何の問題もないのですが「自分は眠りが浅い!」と思い込んでしまうことによって起こってしまうんですね。
しかしながら、睡眠の持続が正常だと言っても本人が「眠れていない」というのなら、私は何かしらの原因があるかと思いますけどね…。
まとめ
眠りが浅くなってしまう原因は人それぞれですが、まずは運動から試してみるが1番いいかと思います!
それでも眠りが浅くてツラい場合は、早めのうちにサプリや睡眠薬に頼った方がいいですよ?
そうしなければ、慢性的な不眠症に陥ってしまい持病持ちになってしまう可能性がありますので…。