
眠れないときのランニングは効果があるのか
「眠れないときはランニングをすればいい」
このようなことをよく耳にしますが、眠れないときにランニングなどの運動をして本当に効果があるのか?と疑問を持ちましたので、不眠症の私が実際にランニングをして効果を確かめてみました。
もくじ
ランニングをすると眠れるという理由
小さい頃は誰でも外で走り回っていたという経験があると思いますが、そんな疲れた夜にはグッスリと眠れていましたよね?
ランニングをすると眠れるというイメージは、このような感じになるみたいですが他に医学的にも理由があります…。
【ランニングをすると自律神経の乱れが改善】
ランニングなどの有酸素運動をすることにより筋肉の働きが活発になって「血行不良」が改善されるのですが、血管が拡張されることにより自律神経のバランスが整い交感神経と副交感神経の働きが正常化し眠りやすくします。
また、汗として体内に溜まっていた老廃物も排出されるので「美肌効果」も生まれるメリットも。
このように、医学的な面で考えてもランニングと睡眠の関係性は深いみたいですので、眠れないと困っているときはランニングなどの有酸素運動をしてみる価値はあると言えますね。
しかしながら、慢性的な不眠症の私にも本当に効果が現れるのでしょうか?
実際に1ヵ月試してみました。
不眠症改善のためのランニング1週間目
ランニングを開始して1週間目は大体2キロくらいを目安に走ってみることに。
なまりきった体でしたので、走っては歩きを繰り返していたのですが目標の2キロを毎日こなしていました。
ランニングを始めて1週間目の感想は…全然眠れません。(苦笑)
なんだろう…夜にランニングを開始したことにより就寝時も脳が冴えてしまって逆に眠りづらくなった印象がありました。
しかしながら、少ししか睡眠をとれなくても朝はスッキリ起きることが出来たんですよね。
不眠症改善のためのランニング2週間目
効果が現れなくても、1ヵ月は続けると決めていたので2週間目に突入!
1週間目よりは体力がついて最初から最後まで走ることが出来るようになってきたので、意外と体力はついてきたと思います。
そして、2週間目の効果は?というと…特に眠りやすくなりませんでした。
「ランニングで眠れるようになるには個人差があるのかな?」
このように思ってきましたが、とりあえず続けてみることに…。
不眠症改善のためのランニング3週間目
3週間目に突入すると、ランニングを楽しみ始めた訳なのですが睡眠の質はランニングを始める前と全く同じ。
しかし、食事は美味しく食べれるようになった気がしましたね!
でも、肝心の「眠れるようになったか?」という質問にはNOを答えざる負えません。
不眠症改善のためのランニング4週間目
ついに、ランニングを開始して1ヵ月が経ちました。
結果的には、ランニングをしても眠りやすくなることはありませんでしたが、ランニングを始めてよかったことをまとめてみると…
少しの睡眠でもスッキリと起きれるようになった
食事が美味しく感じるようになった
体力がついた
…この3つでしょうか?
ランニングをしてみても眠りやすくなることはありませんでしたが、それは慢性的な不眠症の私が原因かもしれないので参考程度にして下さい!
実際にランニングを開始したら「眠れるようになった!」という方もたくさんいるので、試してみる価値はありますよ!
疲れているのに眠れない原因
私のように、疲れていても眠れないのは他に原因があることが多いみたいですのでまとめてみました。
体内時計が狂っている可能性
体内時計が狂ってしまうと、夜に睡魔が襲って来なくなり逆にお昼眠くなってしまうことも…。
なので、体内時計を元に戻すために朝はしっかりと起きて朝日を浴びることが重要となってきます。
また、逆に朝早く目覚めてしまう人は夜に強い光を浴びるといいとされています。
【私の意見】
不眠症の私が朝日を毎日浴びても全く効果はありませんでした。
眠れない…という初期の不眠症の方には効果があるかも!
寝室の環境がよくない
寝室の環境が悪いと眠れなくなることがあるみたいですので、次のことを参考にしてみて下さい。
◎ 音
生活音の少なくなる夜間は、ちょっとした物音が不眠の原因に。
家庭内では家族お互いの協力が必要です。
外からの騒音には、二重サッシや雨戸、厚手のカーテンなどで防音対策を。
出典:快眠推進倶楽部
確かに、物音がすると気になって眠れなくなってしまいますよね!
◎ 光
一般に、寝室の明るさは20~30ルクスがよいとされています。
これは、おぼろげにものの形がみえる程度。
ただし、人によっては豆電球をつけないと眠れない、真っ暗にしないと眠れないといった好みがあります。
要は、自分にとって一番睡眠に適していると思える明るさがベスト。
眠りに入るときは、部屋全体の照明は消して、明るさのコントロールできるスタンドやフットライトなどで照明し、ゆっくりと眠りに入る環境を調えます。
出典:快眠推進倶楽部
部屋の明るさは好みがあるかと思いますが、私の場合はオレンジ色の豆球をつけて就寝するようにしています。
◎ 温度・湿度
理想的な室温は夏が25℃、冬は15℃、湿度は年間を通して50%といわれています。
エアコンなどで温度調節をするときは、冷房は25~28℃、暖房なら18~22℃を目安に設定します。ただし、冬場の暖房のつけっぱなしは空気が乾燥する原因に。
保湿器などで湿度を調整します。
出典:快眠推進倶楽部
最近だと、部屋にエアコンがついているのが当たり前になっていますので試しやすいと思います。
◎ 雰囲気
寝室は眠るための場所なので、落ちついた眠りやすい雰囲気作りが大切。
刺激的な色彩は避け、昼間のストレスを彷彿とさせるような仕事の書類などは持ち込まないように。
部屋全体のカラーをベージュやブラウンといった色合いでまとめると、落ちついた雰囲気になります。
出典:快眠推進倶楽部
確かに刺激的な色があると気になって眠れなくなることもありますよね。
また、私が思うに「枕選び」も非常に大切だと思いますよ!
私が実際に3つの枕を試したことがあるのですが、枕の質によって「睡眠の質」も全く変わりましたので!
【私の意見】
眠りやすい部屋作りは非常に大事だと思います。
頭の向を変えて気分転換するだけで眠れたりしますよ!
まとめ
眠れないのでランニングを1ヵ月試してみましたが、私の場合は正直全く効果がありませんでした。
なので、この方法は慢性的な不眠症の方には効果が薄いと思いますが「ただ眠れない」という方には最適な方法だと思います。
しかしながら、誰しも「眠れない…」という日を経験するものですから焦らずに深呼吸して眠りにつくのが1番かな?なんて感じますね。