市販の睡眠薬で効果があるものを種類別に詳しくご紹介【おすすめ】
2017/07/14
こんにちは!ユキナです!
ここ最近では、ドラックストアなどで購入することが出来る「睡眠薬(導入剤・改善薬)」が増えてきており、手軽に入手出来る時代となりました。
しかし、市販で販売されているのは睡眠薬の中の「睡眠導入剤・改善薬」と呼ばれるもので、病院から処方される「睡眠薬」とは全く別物と考えて下さい。
この睡眠導入剤とは、睡眠へ促す効果はありますが、眠りを維持する効果はさほどありません。
ですので、自分の症状に合わない睡眠導入剤・改善薬を飲んでも、不眠症の改善には繋がりませんので注意が必要です。(入眠はスムーズになります)
そこで今回は、市販の睡眠薬の中で「効果があるもの」をピックアップしてご紹介させていただきますので、これから市販の睡眠薬を試そうとしている方は是非参考にして下さいね!
もくじ
市販で買える睡眠導入剤・改善薬
それでは、現在市販で売られている睡眠導入剤・改善薬をご紹介していきます。
これらの睡眠改善薬は病院で処方される睡眠薬よりは効き目が少ないものの、不眠初期の方になら効果を発揮する優れもの!
なので「ここ最近眠れないな…」と不眠症状を感じ始めた方は1度試してみる価値はあります!
1.ドリエル
販売元:エスエス製薬
商品名:ドリエル
こちらのドリエルは、病院で処方される睡眠薬(ベンゾジアゼピン系など)とは異なります。
OTC医薬品のかぜ薬や鼻炎薬などに含まれる抗ヒスタミン剤の一種、ジフェンヒドラミン塩酸塩を配合しており、その作用で一時的な不眠症状を緩和するというものになります。
しかしながら、市販で買える睡眠薬の中ではこの「ドリエル」が1番メジャーなところではないでしょうか?
気になる価格は次の通りになっています…(メーカーサイトより)
容量 | 希望小売価格 |
---|---|
6錠 | 税込1,080円(税抜1,000円) |
12錠 | 税込2,052円(税抜1,900円) |
ちなみに、ドリエルは私も不眠症を患った初期の頃に1度試したことがあるのですが、効果の感想としては…
入眠までの時間がボーっと感じた
多少入眠までの時間が早まった
私の場合はこのような感じでしたが、人によっては効果がバッチリ現れてくれて不眠が改善することも珍しくありません!
なので、今現在市販の睡眠薬をお探しならまずはドリエルから試してみてもいいでしょう!
2.ウット-伊丹製薬-
販売元:伊丹製薬
商品名:ウット
こちらの薬は、精神の興奮や神経衰弱などの鎮静を目的とした薬になっており、頭痛、精神興奮、神経衰弱、その他鎮静を必要とする諸症にも効くとされています。
また、ウットはドリエルなどと違い「ジフェンヒドラミン塩酸塩」と共に「ブロムワレリル尿素」という成分が主成分となっておりますので、ドリエルなどに比べると精神安定の効果が強くなります。
しかしながら「睡眠改善薬」というよりは精神安定剤といった感じの効果を発揮するので、眠れない原因がストレスやイラつきの場合おすすめですね!
【おすすめポイント】
就寝時ストレスを感じて眠れない
イライラして神経が過敏になり眠れない
これらの症状を抱えて「眠れない…」と悩んでいる方にはもってこいの市販薬だと言えますね!
3.ネオデイ-大塚製薬-
販売元:大正製薬
商品名:ネオディ
「ネオデイ」は「塩酸ジフェンヒドラミン」を配合した睡眠改善薬となり、塩酸ジフェンヒドラミンが脳内の覚醒物質「ヒスタミンの作用」を抑制することで、催眠鎮静作用をあらわします。
また、正直いうと成分と効果はドリエルとあまり大差はありません。
なので、最終的には「どっちが自分に効きそうなのか?!」と自分で判断するしかないのですが、効果が同じなら有名どころのドリエルを試した方がいいかもしれませんね!
人間というのは「売れている商品なら効果がある!」と認識する性質を持っていますので、有名なものを試すとフラシーボ効果も期待出来るようになります。
ですので、メーカーや認知度で選んでみてもいいかと思いますよ!
【ポイント】
効き目はドリエルとあまり大差がない
メーカーや認知度から選んでみるのがおすすめ
4.マイレスト-佐藤製薬-
販売元:サトウ製薬
商品名:マイレストS
マイレストは、他の市販薬と成分は似ているものの「カプセルタイプ」にすることにより吸収を早くして最短で効果が現れる仕組みとなっています。
なので、寝つきが悪くて「一秒でも早く眠りにつきたい!」と悩んでいるかいう方でしたら、このカプセルタイプを選ばれることをオススメいたします。
どんな薬でもカプセルタイプのものは体内への吸収が早いため、短時間で効果を実感することが出来るんですね。
ですので「早く眠りにつける市販の睡眠薬を探している!」といった方はマイレストSを試してみるようにして下さい!
【こんな人におすすめ】
1秒でも早く眠りにつきたい人におすすめ
入眠出来ずに悩んでいる方
5.グ・スリー-第一三共ヘルスケア-
販売元:第一三共ヘルスケア
商品名:グ・スリーP
こちらの第一三共ヘルスケアから発売されている「グ・スリーP」は、「ジフェンヒドラミン塩酸塩」がヒスタミンの働きを抑えることにより、眠気をもよおす効果があります。
こちらの市販睡眠薬も、「ドリエル」「ネオディ」などの睡眠改善薬と同様の成分となっておりますので、値段などで比較検討されてみてもいいかと思いますよ。
【ポイント】
ドリエルやネオディなどとさほど大差はない
6.おやすみーな-浅田飴-
販売元:浅田飴
商品名:おやすみーな
こちらの「おやすみーな」という市販の睡眠薬は、有効成分「ジフェンヒドラミン塩酸塩」が脳の睡眠に関係が深い視床下部の後部にある「興奮性ニューロン」から放出されるヒスタミンの作用を抑制し、眠気をもたらしてくれるものになります。
まぁ、こちらの市販で買える睡眠薬も「ドリエル」や「ネオディ」とあまり大差がありませんので、先ほどもお話しした通り「価格」や「メーカー」で選んでも問題ないと私は思いますよ?
【ポイント】
成分は他の市販睡眠薬とあまり大差がない
価格やメーカーで決めても問題なし
市販の睡眠薬の効果はどれくらい?
私は実際に重度の不眠症を経験して心療内科で処方される「効き目絶大の睡眠薬(ロヒプノール)」を長期間服用した経験があるのですが、そんな私からしてみると市販で買える睡眠薬は「効果は弱い」と言った感じですね。
また、私はここまで「市販の睡眠薬」という記載をしてきましたが、パッケージに書かれている文言は「睡眠導入剤」となっています。
睡眠導入剤とはどういう意味なのか?というと、次の通り…
「眠りにつくまでは手助けしてあげられるけど、睡眠を維持するのは難しいよ~!」
分かりやすく簡単に言うと、このような感じになりますね!
市販で買える睡眠薬は「睡眠導入剤」「睡眠改善薬」という名称ですので、睡眠を長時間持続させる効果は全くありません。
しかし、薬が強く効きすぎる人の場合は「翌日も眠い…」「頭がボーっとする」などの副作用が感じられることもあります。
ですが、心療内科などで処方される本物の睡眠薬と比べたら副作用は全く出ないと思ってもらってもいいかもしれません。
ここまでの事をまとめると、市販の睡眠薬の効果は次のようになります…
【市販の睡眠薬の効果】
入眠までの時間は早くなる(ボーっとしてくる)
睡眠を持続させることは出来ない(中途覚醒は改善されない)
副作用で次の日怠く感じることがある(あまりない)
慢性的な不眠症は市販の睡眠薬では改善されない
市販の睡眠薬は基本的に「不眠を感じ始めたとき」に試す薬ですので、不眠症が1~2ヶ月も続いている人の場合は効果を感じることが出来ないと共に、不眠の悩みは改善されないと思った方がいいでしょう。
私の場合も不眠が1~2ヶ月続いた頃にドリエルを服用してみたのですが、頭が多少ボーっとするくらいで効果を感じることが出来ず不眠を改善することが出来ませんでした。
なので、不眠の悩みが1ヶ月以上続いているのであれば市販の睡眠薬では改善されないケースが多いので心療内科や精神科を受診した方が懸命だと言えますね!
しかしながら、本物の睡眠薬の場合は「本物の副作用」が起きてしまう危険性もありますので、よく医師と相談してから試してみるようにしましょう。
まぁ、1~2日睡眠薬を服用したくらいじゃ重度の副作用は起こりませんが、薬が合わないと翌日まで眠気を引きづってしまい起き上がれなくなることもありますので注意して下さいね!(慣れも必要の場合がある)
睡眠サプリという手もある
眠れないという悩みで市販の睡眠薬を試してみるという考えもありますが、睡眠に必要な成分を配合している睡眠サプリを試してみるという手もあります。
私の場合は、心療内科で処方された睡眠薬を服用していたのですが副作用が起きてからは余程眠れない時じゃない限り、睡眠薬を服用するのはやめました。
その代わり、睡眠サプリというサプリメントを毎日飲み始めるようになったのですが、私の不眠が改善されたのは睡眠サプリの力が大きかったと今になれば思いますね!
睡眠サプリの場合は即効性がありませんので「1日で効いた!」と感じることは出来ませんが、早くて1週間、遅くて1ヶ月もすれば「入眠までの時間が早くなった!」「翌日スッキリと起きられるようになった!」と感じるようになるんですよ。
睡眠サプリメントは睡眠薬と違って「副作用」がありませんので安心して試せるし、何よりも不眠の症状を根本的に改善出来るのが嬉しい!
睡眠薬の場合は強制的に脳をマヒさせて眠る感じなので、根本的な不眠症の改善は出来ないんですよね。(睡眠のコツを掴むことは出来るようになります)
なので、不眠の悩みを根本的に改善したい!と思うのであれば、睡眠サプリも視野に入れてもいいかと思いますよ!
まとめ
さて、今回は市販の睡眠薬をほぼ全てご紹介させていただきましたが、本気で眠れなくて苦しいときは薬に頼ってもいいんですよ?
私はここまで「睡眠薬の副作用は怖い!」とお話ししてきましたが、2~3回服用して重度な副作用が出ることはまずありません!
なので、眠れなくて気絶しそうなときは無理せず睡眠薬に頼るようにしましょう!
しかしながら、長期的に睡眠薬を服用し続ければダメですよ?
そうなると、副作用が出てしまう可能性が高くなってしまいますので。
なので、私みたく睡眠サプリを飲み続けながら本当に眠れない時は睡眠薬を使用する…というのが不眠改善の近道だと思います!