生活リズムの乱れから早朝覚醒になる可能性がある
2017/04/10
「毎日起きる予定の1時間前に目が覚めてしまう…」「眠いと感じているのに脳が冴えて眠ることが出来ない…」などの症状を感じているのなら、早朝覚醒の疑いがあります。
早朝覚醒とは、言葉の通り早朝に目が覚めてしまい、それから眠ることが出来ない症状のことをいいます。
「寝れているんだから大丈夫でしょう?」と傍からみれば思いますが、早朝覚醒してしまうと眠りの中途半端な状態で起きてしまうことになりますので、一日中あたまがボーッとしたり、頭に圧迫感を感じるようになります。
また、そのままにしていると「疲れがとれない」や、体調がよくないことにより「気分が沈む」などの症状も現れます。
もくじ
早朝覚醒が引き起こされる原因
実は、この早朝覚醒は中途覚醒に似ていて「睡眠リズムのズレ」で発症すると言われているのですが、その他の原因としては…
■眠りが浅い(ノンレム睡眠まで到達しない)
■体内時計のズレ
■精神的ストレス
■悩みごとがある
■近隣の物音がうるさい
これらのことが挙げられます。
しかし、早朝に起きてしまってもスッキリとした目覚めであれば何も問題はありませんが、早朝覚醒の場合は体調不良に陥ってしまうので、早めの改善が必要となります。
ひどいケースだと「眼球の奥が引っ張られるような感じがする」「頭が圧迫されて何も手につかない」という症状が現れることのありますので注意が必要です。
早朝覚醒の改善方法は?
それでは、早朝覚醒の改善方法についてご説明させて頂きます。
毎日同じ時間に眠るようにする
毎日、不規則な生活をしていると体内リズムが崩れてしまい、早朝覚醒に繋がってしまうというケースがあります。
ですので、出来るだけ毎日同じ時間に就寝するように心がけましょう!
また「自分は毎日何時間眠れているのか?」を計って、起きる時間に合わせて就寝してみるのもいいでしょう。
遮光カーテンなどで部屋を暗くする
人は、少しでも光を感じると「朝になったのかな?」と体が反応してしまいます。
そして、神経質な人ほどちょっとの光や物音でも目覚めてしまいますので、まずは朝日が入らないように遮光カーテンにし、光を遮ってみましょう。
また、夫婦や恋人と就寝している方ですと、一度自分の部屋を設けて一人で就寝するようにしましょう。誰かと一緒に寝ると、相手の寝返りの音や、イビキなどで眠りが浅くなり上手く眠れないという場合もあります。
ですので、部屋を暗くし、1人でゆっくりと眠ることが改善への一歩です。
休暇を取るようにする
早朝覚醒などの不眠症の症状が出てしまうと「明日も仕事なのに…」「早く眠らなきゃ…」などと思ってしまい逆に眠れなくなり、本格的な不眠症になってしまうケースがすごく多いです。
当サイト運営者の場合もこれで、無理をして会社に行っていましたが、半年踏ん張った結果完璧な不眠症になり、結局会社を退職してしまいました。
退職前はひどいもので、事故を起こしそうになるわ、仕事で周りに迷惑をかけるわでとても大変でした。しかし、ある日いきなり吹っ切れて「会社やめよ…」と思い立ち、その日で退職させてもらいました(苦笑)
それから治療の日々に入る訳ですが、今思うと初期症状のときにしっかりと向き合えばよかったと後悔しています。
「自分が抜けてしまうと…」と大半の人は思ってしまいますが、自分の体と会社の仕事…どちらが大切ですか?家族がいる方ですと尚更です。
ですので、もし早朝覚醒に悩まれていて体調が良くないのでしたら、一度会社から休暇をもらってはいかがでしょう?
睡眠薬や睡眠サプリも考えましょう
ここまで挙げた改善方法を試してみても「なかなか治らない…」という方は、心療内科へ受診して睡眠薬を処方してもらうか「睡眠サプリ」を試すようにした方がいいでしょう。
早朝覚醒は「鬱病の一歩手前」と言われているくらい危険な症状ですので、早めに改善することをおすすめします。
中には「睡眠薬はちょっと…」と抵抗のある方もいるかと思いますが、そんな方は副作用がない睡眠専門のサプリを試してみるといいですよ。
私は5年間も重度の不眠症を経験しましたが、結局不眠症を根本的に改善出来たのは睡眠薬ではなく「運動」と「睡眠サプリ」でした。
なので、今現在早朝覚醒で悩んでいる方は1度睡眠サプリを試してみた方がいいと思いますよ?
※睡眠の質を上げて早朝覚醒を改善する効果があるサプリをまとめています。
まとめ
早朝覚醒は、不眠症のタイプの中でも改善しにくいと言われていますが、必ず治りますので諦めないで改善方法を色々と試すようにしましょう!
そうすると、私みたく不眠症をしっかりと改善することが出来ますので!