寝ているのに疲れがとれないのは「かくれ不眠」の可能性あり!
2017/03/27
睡眠時間はちゃんと取って寝ているのに「疲れがとれない…」と感じる人は、「かくれ不眠」の可能性がありますので要注意です!
「かくれ不眠」とは、就寝時間はキッチリと取れているのに「眠りが浅い」「疲れがとれない」「朝スッキリと起きられない」といった症状のことを指すのですが、かくれ不眠をそのままにしておくと慢性的な不眠症になりますので早期改善が必要だと言えますね。
もくじ
寝ているのに疲れが取れない原因
寝ているのに「疲れが取れない」と感じてしまうのは、単純に「眠りが浅いから」ということになります。
眠っているときは「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が繰り返されているのですが、深い眠りにいざなってくれるのは「ノンレム睡眠」の方。
しかし、「眠りが浅い…」と感じる人の大半は寝ている最中にノンレム睡眠まで到達できず「レム睡眠」のみで眠っているため熟睡感を得られず「寝ているのに疲れが取れない…」と感じてしまうんですね。
この「ノンレム睡眠に到達できない」原因は人それぞれなのですが、次のことが挙げられます…
生活リズムの乱れ
血行不良によるもの
運動不足
ストレスなどによる自律神経の乱れ
これらのことが重なると熟睡感を得られなくなり、寝ているのにも関わらず「疲れが取れない…」といった状況に陥ってしまうんですね。
ちなみに、私もこの「熟睡障害」を経験していますが1日8時間寝たとしても「全く眠れていない」感じがして、とても体調が悪くなりました。
8時間も寝て「寝ている気がしない」と家族に話しても信用されず当時は辛い思いをしましたね…。(苦笑)
かくれ不眠のタイプは5つある!
寝ているのに疲れがとれないと感じてしまう「かくれ不眠」ですが、そのタイプは5種類あります。
この内容は、かくれ不眠の専門サイト「かくれ不眠ラボ」を参考にさせてもらっていますので、気になる方はチェックしに行ってみて下さい!
生活不規則タイプ
こちらは、仕事が忙しかったり夜遅くまでゲームなどで遊んでいることから「生活リズム」が崩れてしまうことによるもの。
そうなると、体内時計のリズムが崩れてしまい就寝時間になっても「眠れない」と感じるようになり、寝たとしても「疲れが取れない…」といった状況になってしまうんですね。
「自分は大丈夫」タイプ
現在は5人に1人が、何らかの不眠症状で悩んでいると言われていますが大半の方は「まだまだ平気」「このくらいなら頑張れる」と無理をして生活を送ってしまっています。
そうなると、早期改善ができた睡眠障害も不眠症へと移り変わってしまい「全く眠れない」という状況に陥ってしまう可能性もあるので要注意!
寝ても疲れが取れないどころか、「めまい」や「吐き気」を感じるようになり生活に支障をきたしてしまいます。
高ストレスタイプ
こちらは、日々のストレスによって自律神経が乱れてしまうことにより「寝ているのに疲れが取れない…」と感じるタイプです。
そうなると、疲れが取れないことによる「疲労感」でますますイライラしてしまい、自律神経のバランスが大幅に乱れてしまいより一層眠りが浅くなってしまうので要注意!
眠りが浅いタイプ
かくれ不眠の中で群を抜いて多いのは、この「眠りが浅い」というタイプです。
「なんかスッキリとしない目覚めだな…」
このように感じたことが皆さんも1度はあると思いますが、実はこの症状が不眠症の入り口で慢性化してしまうと毎日「スッキリしない目覚め」に悩ませられてしまうことに…。
なので、眠りが浅いと感じることが頻繁にあるのであれば「かくれ不眠」を疑って早期改善を図るべきだと言えますね!
「初期かくれ不眠」タイプ
1ヵ月に1度、週に1日でも「眠りが浅い…」「寝ても疲れがとれない…」などと感じることがあれば初期のかくれ不眠の可能性がありますので、自己管理を徹底するようにしましょう。
私自身もこの「初期かくれ不眠」から慢性的な不眠症になったタイプで、「あのときしっかりと改善方法を試しておけば…」とたまに後悔してしまうことも…(苦笑)
寝ているのに疲れがとれない時の改善方法
ここからは、私自身の経験談をもとに「寝ているのに疲れが取れない」場合の改善方法をご紹介させていただきたいと思います。
汗をかく運動をするように心掛ける
「寝ているのに疲れが取れない」と感じる原因は「浅い眠り」なのですが、その原因は血行不良にある可能性があるんです!
体内の血流が悪くなり、血行不良になってしまうと自律神経が乱れてしまうことに…。
そうなると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうことから「正常な眠り」が出来なくなってしまうんですね。
ですので、「寝ているのに疲れがとれない」と感じている場合は血行不良になっている可能性がありますので、毎日運動することを心掛けて血行をよくしましょう!
すると、自然に熟睡出来るようになる可能性があります。
リラックス成分を取り入れる
熟睡できない原因のほとんどは「自律神経の乱れ」によるものですので、自分がリラックス出来ることを毎日の生活に取り入れましょう。
「アロマ」「映画鑑賞」なども挙げられますが、食品の「タマネギ」などにも自律神経の働きを整えてリラックスさせてくれる効能がありますので試してみてもいいかも!
「タマネギ」は本当に睡眠の質を高めてくれますので、私自身も週に1度はタマネギをスライスして「生」で食べるようにしています。
※生タマネギを食べる際は、スライスしてから水に5分くらいさらしておくようにしましょう!(水にさらさなきゃ辛くて食べられない!)
睡眠サプリメントを利用する
寝ても疲れが取れないという症状は、まだ本格的な不眠症ではないため「睡眠サプリ」がとても有効です。
睡眠薬だと「副作用」が出る可能性があって不安に思うかもしれませんが、睡眠サプリの場合は「健康食品」に部類されるため副作用が起こることが限りなく少ないんですよね。
なので、かくれ不眠の方は慢性的な不眠症にならないためにも早めに睡眠サプリの使用をオススメします。
まとめ
寝ているのに疲れが取れないと感じたら、それは不眠症の1歩手前だと自覚して早期改善を図るようにして下さい!
そうしないと、私みたく突然慢性的な不眠症を発症して会社を退職するはめになってしまいますので。
しかしながら、睡眠って簡単なようで難しいんですよね…なんで子供の頃は爆睡できていたんだろう?
子供の頃はストレスフリーだったという事ですかね?(苦笑)