心療内科や精神科へ行くべきか悩んでいる人へ
今回は、何かしらの原因で心療内科や精神科へ行こうか悩んでいる人へ「心療内科」や「精神科」はどんな病院なのか?を具体的に書いていきたいと思います。
初めての心療内科や精神科って何となく抵抗があるかと思いますので、この記事を読んで「こんなところなんだ!」と思ってもらえたら幸いです。
もくじ
心療内科と精神科の違い
まず、心療内科と精神科の違いについて書かせていただきますが…正直違いはあまりないですね。
私自身、心療内科と精神科の両方に通った経験があるのですがそれほど大きな違いを感じることはありませんでした。
ただ、心療内科よりも精神科のほうが「専門的」という印象がありましたが、それは「先生」によって印象が違うと思いますので何とも言えません。
なので、「気分が浮かない」「不眠で悩んでいる」「不安感が強い」といった心の病気で病院へ行く際は、心療内科と精神科どちらでもいいと思いますよ!
どちらでもしっかりと問診してくれますので!
関連記事:心療内科はどんな病院?行きづらい方の為に体験者がご説明!
心療内科や精神科へ行くべきか悩んでいる人へ
今現在、何かしらの症状で心療内科へ精神科へ行こうか悩んでいる人に言いたいのは、悩んでいないで早めに行って下さい!ということ。
心療内科や精神科って行ったことがない人からすると物凄く抵抗があるかもしれませんが、病院内の雰囲気も普通の病院と変わりませんし何より「精神病」をしっかりと改善してくれますので症状がひどくなる前に行った方がいいかと思います。
不眠や鬱の場合は、症状をそのままにしておくと慢性化してしまい「取り返しのつかないこと」になりかねませんので、自分が「病院に行った方がいいのかな?」と思い始めたら限界に近づいてきているということですので、早めに受診するようにしましょう!
心療内科や精神科の診察は問診が主
別に風邪などを引いているわけではありませんので、心療内科や精神科の診察は「問診」が主になります。
問診内容は病院によって違うと思いますが、大抵の心療内科や精神科は次のことを聞いてくる場合が多いですね!
【問診内容】
・いつ頃から症状で悩んでいるのか?
・家族に精神疾患の人はいるか?
・性欲はあるか?
・学歴
・ご飯はしっかりと食べれているか?
・仕事内容
私は今まで5つほどの心療内科や精神科へ通いましたが、どこの病院でもこれらの問診を受けました。
正直、初めて会った人に話すのは抵抗がありますが、自分の症状の原因を探してもらうためにも正直に答えたほうがいいかと思います。
たまに見栄を張りたくなりますが、変なところで嘘をついてしまうと自分の悩んでいる症状の原因を突き止められない場合がありますので、見栄を張らず正直に答えるようにしましょうね!(見栄を張りたくなるのは私だけ?!)
このような問診が終わった後に「あなたの症状は~」「この薬を試した方が~」と改善方法の提案をされるわけなのですが、自分が疑問に思うことはバンバン質問しちゃって大丈夫!
心療内科や精神科の先生は患者からの質問を受けるのも仕事の1つですので、分からないことや不安に思っていることはどんどん質問しちゃいましょう!
こんな心療内科や精神科はダメ!
心療内科や精神科は「自分に合っているか?」が大事な焦点になるわけですが、自分に合っているか?というのは先生との相性のことを指します。
心療内科や精神科は、基本「薬」しか処方されませんので「この人薬ばっかりよこしやがって」と思い始めてしまうんですよね。
しかし、しっかりと話を聞いてくれて改善方法を色々提案してくれる先生の場合は「この先生がいうのなら…」と不思議と信頼できるようになってくるんです。
しかし、問診をしてすぐに「じゃあこの薬試してね!」という心療内科や精神科の先生も多いので要注意!
そんな先生のいる病院へは二度と行かないほうがいいですよ?
何度も心療内科や精神科へ足を運んだ自分は分かりますが、薬をポンポン処方する心療内科や精神科は本当に信用なりません!
そんな病院の先生は、睡眠薬の副作用のことや抗うつ剤の知識に乏しかったりしますので、薬を飲んで副作用が出たとしても「じゃこの薬も」と処方する薬を増やしてきて私たちを廃人にさせます。
睡眠薬や抗うつ剤、精神安定剤の副作用はとても怖く、自分に合わない薬を飲み続けていると長期間副作用に悩んでしまうことも珍しくありません!
私自身も身をもって経験しましたが、副作用が起こり続けてからも薬を飲み続けていると「不安感」「手足の痺れ」「倦怠感」が襲ってきて大変なことになるので要注意!
なので、心療内科や精神科へ通う際は次のようなポイントを意識するようにしましょう!
【心療内科や精神科の選び方】
改善方法とこれからの療法を説明してくれているか?
薬だけだす先生じゃないか?
しっかりと話は聞いてくれているか?
病名をハッキリとさせてくれる先生か?
薬を増やさない先生か?
最低でも、これらのことは気にかけて心療内科や精神科へ足を運ぶようにして下さい!
心療内科や精神科で「ハズレの先生」に当たった時ほど怖いものはありませんので!
人気がある心療内科や精神科は予約待ちのケースあり!
地元の人気がある心療内科や精神科は「予約待ち」というのが当たり前になっていますので、事前に電話予約が必要となるケースが多いですね!
予約なしで受け付けてくれる心療内科や精神科の方が珍しいかも!
人気がある心療内科や精神科だと1~3ヵ月待ちなんて当たり前の場合が多いですので、とりあえず人気のある心療内科や精神科を予約しておいて、その間に空いている病院へいってみるのもあり!
基本的に、心療内科や精神科は違う病院へ行き比べて判断するのが1番いいですので、1つの病院へいくのなら試しに他の病院へも足を運んでみましょう!
そうすると、心療内科や精神科の「比較」をすることが出来ますのでオススメです!
結局は「薬」での治療になる
心療内科や精神科へ行くと根本的に症状が改善することが出来ると思う方もいるかと思いますが、基本的に「薬」での治療になりますので症状を改善するには自分の「頑張り」も大切になってきます。
私の例を挙げてみると、不眠症で心療内科へ通っているのですが「睡眠薬」しか処方されない訳ですよ?
睡眠薬というのは、脳神経に働きをかけて無理やり眠らせる薬ですので根本的な不眠症改善には全く繋がっていないんですね。
「じゃなんで薬をのんでいるの?」
このように疑問に思うかもしれませんが、睡眠薬を服用するのは薬を飲むことによって「眠れる感覚」を取り戻すのが目的!
そうして次第に薬の量を減らしていき、最終的には薬なしで眠れるようになる!というのが狙いなんです。
しかし、薬だけで「心の病気」を完治するのは難しいですので「運動」や「食生活の見直し」など自分で頑張らなくてはいけないことを知っておいてください!
私が何故このように言うのかというと、薬に頼りすぎて副作用で苦しむ人をたくさん見てきたからです。
精神薬というのは、先ほども言いましたが副作用が出やすい薬なので自分に合っていないと大変なことなりかねません!
なので、しっかりした心療内科や精神科を選ぶ必要性がありますし、先生との相性も大切と言えるんですね!
薬の副作用はそんなに怖いのか?
ここまで読んで少し不安になってしまった人もいるかと思いますので、精神薬の副作用について書きたいと思いますが「自分に合っている薬」ならなんの問題もありません!
睡眠薬、精神安定剤、抗うつ剤の副作用は1錠飲めば感じることが出来ますので、翌日起きて「なんか体がダルい…」「眠気が取れない…」などといった症状を感じるのであれば即中止してください!
病院の先生は「飲み続けて下さい!」というかもしれませんが、1錠飲んで副作用を感じているのなら2錠3錠飲み続けてしまうと副作用がもっと強くなりますので、そんなときは病院の先生に薬を変えてもらうように話しましょう!
むしろ、そんな状態になっているのに「飲み続けて下さい」といってくる心療内科や精神科は怪しいので別の病院を探した方がいいですね。
…このように、「自分に合っている薬」であればなんの問題もありませんので、何かの症状で心療内科や精神科へ行くべきか悩んでいるのなら早めに受診するようにしましょう!
まとめ
心療内科や精神科は怖い病院ではありませんので、「行くべきか?」と悩んでいる暇があったらすぐに足を運ぶようにしましょう!
しかしながら、予約待ちでいっぱいな心療内科や精神科もあるということを考えると意外と通っている人が多いという事です。
なので、行くべきか悩む必要なんて全くありませんよ?普通の内科と同じような感覚で大丈夫!
悩んでいる症状を放っておけば、さらに悪化してしまう可能性がありますので早めに受診するようにして下さいね!