寝ても疲れるのは熟睡出来ない不眠症のケースがある
「寝ても寝ても疲れがとれない…」
このような悩みを抱えている方は「熟睡障害」という不眠症を知らずに抱えているケースがありますので要注意!
そのままにしておくと「入眠できない…」「夜中に起きてしまう」といった慢性的な不眠症へ発展してしまう恐れもあるんです!
もくじ
寝ても疲れる熟睡障害
「なんでしっかりと寝ているのに疲れるの?」
このように疑問に思う方もいるかと思いますが、結果的に言うと脳が休まる「ノンレム睡眠」に到達していないことが考えられます。
ノンレム睡眠は一般的には「脳の眠り」と言われる。
しかし筋肉の活動は休止せず、体温は少し低くなり、呼吸や脈拍は非常に穏かになってきて血圧も下がる。脳が覚醒していないため記憶されず、この間に夢をみていたかどうかは 確認が難しい。
いわゆるぐっすり寝ている状態で、多少の物音がしたり、軽くゆさぶられても目が覚めることはない。
もしノンレム睡眠の最中に強制的に起こされると、人体はすぐさま活動を開始することができない。大脳が休止状態から活動を開始するまではしばらくの時間が必要とされ、この状態に起こされてもしばらく次の行動に自覚的に移ることができない「寝惚け」の状態になる。
引用元:wikipedia
この説明にあるように「ノンレム睡眠」に脳が達しなければ「浅い眠り」を繰り返すだけになってしまいますので、結果的には「寝ても疲れがとれない…」という状況になってしまうんですね。
また、寝ても疲れがとれないという症状が2週間ほど続いてしまう場合は「熟睡障害」の疑いがある立派な不眠症といってもいいでしょう。
熟睡障害とは、その名の通り「熟睡できない…」といった症状にになるのですが、しっかりと睡眠時間を取っていても疲れが取れなかったり「体のダルさ」「めまい」「重い頭痛」「頭のモヤモヤ感」を感じるようになってしまいます。
私自身も熟睡障害を経験したことがあるのですが…本当に最悪です。
熟睡障害になってしまったときは、寝ても疲れがとれないし体調が悪くなって風邪を引きやすくなった印象。
なので、寝ても疲れが取れないと悩んでいる方は早めの対策が必要だと私は思います。
熟睡障害になってしまう原因
寝ても疲れるといった熟睡障害になってしまう原因として、まず先に考えられるのが「ストレス」です。
ストレスが体に蓄積されてくると「自律神経のバランス」が崩れてしまい睡眠ホルモンが十分に分泌されなくなることに…。
そうすると、深い睡眠である「ノンレム睡眠」へ到達出来なくなってしまい熟睡感を得られなくなってしまうんですね。
また、ストレスの他にも運動不足からくる「血行不良」の場合も考えられますが…私が思うにほぼストレスが問題かと思います。
私の場合は、入眠障害から始まり熟睡障害まで併発してしまったタイプですが「入眠できないツラさ」がストレスになって、熟睡出来なくなってしまった…という印象がありましたね。
なので、「寝ても疲れる」とお悩みの方には「何かしらのストレス」があると思いますので、自分がストレスに感じることを徹底的に排除することをオススメします。
寝ても疲れる場合は眠る態勢を変えてみよう!
もしかしたら、寝ても疲れる原因が「態勢」にある可能性も考えられますので寝る態勢を少し変えてみるのもいいかもしれません。
これはちょっとした知識になるのですが、寝る態勢が「仰向け」の場合は疲れやすくなってしまいますので要注意!
寝ている最中に疲れないオススメの体制は「横向き」です!
まぁ、これは「人それぞれ」って言ってしまうとそれまでなのですが、仰向けで眠るよりも横向きで眠った方が「寝がえり」もしやすい点から「疲れにくい」と言われていますので1度試してみて下さい。
寝ても疲れてしまう時に役立つ改善方法
睡眠の質を上げるために出来ることは3つしかありませんので、しらみつぶしに試していくのがおすすめ!
熟睡障害は本当に不眠症を招いてしまいますので早めの対処が必要です。
1.運動を心掛ける
運動不足になってしまうと「血行不良」になりやすくなってしまうのですが、血行不良になると自律神経の乱れを引き起こし不眠症状を発症しやすくなってしまいます。
毎日ある程度の運動量をキープすれば自律神経のバランスが整ってきてノンレム睡眠へ到達しやすくなりますので、出来る限り運動することを心掛けるようにしましょう!
2.体内時計を調整する
「上質な眠りは朝日を浴びなければ得られない」
このようなことを聞いたことがあるかと思いますが、それは朝日を浴びることによって体内時計のリズムが整うからです。
「寝ても疲れる」というのは逆を言うと「眠りが浅い」といったことなのですが、眠りが浅いときは体内時計が狂っている場合がほとんど。
なので、朝日をしっかりと浴びて体内時計をリセットしてあげなくてはなりません…といっても、これを試して効果が出る人は一握りだと私は思います。
これは私の経験談ですが、熟睡障害で「寝ても疲れる」という時に朝日を毎日浴びて早朝ウォーキングしてみたのですが、全く効果はありませんでした。(汗)
しかしながら、私に合っていなかっただけでみなさんには効果があるかもしれませんので是非試してみて下さい!
3.睡眠サプリを使う
「寝ても疲れる」という段階では睡眠薬や精神安定剤は使用しなくていいかと思いますが、「睡眠サプリ」は効果がありますので1度試してみたほうがいかと思います。
睡眠サプリは色々な種類があるのですが、自分に合ったものを選んで飲み続けていると驚くほど睡眠の質が良くなります。(私も経験済み)
なので、グッスリ眠って疲れを取りたい方は「睡眠サプリ」を1度探してみるのが手っ取り早くていいと思いますよ?
まとめ
寝ても疲れるといった症状を抱えていると、毎日の生活がツラくなってしまいますよね…。(経験しているから分かります)
また、不眠症状をそのままにしていると体に疲れが蓄積されて「鬱病」を発症してしまうことも珍しくありませんので、不眠の悩みは早めに解決することをオススメします。
この人生の大半は「睡眠」に時間を使っているわけですので、もっと睡眠の質を上げる努力をしたほうが私はいいと思う訳です。