朝早く目が覚めてしまうのは鬱病の可能性があるので要注意
不眠のタイプには様々なものがありますが、その中でも朝早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」は鬱病が原因だと言われることが多いです。
私自身も、不眠症を患って最終的に早朝覚醒になってしまったのですが…不眠症のタイプの中でも1番ツラかった記憶が。
もくじ
不眠症に悩む方の大半は入眠障害
眠れなくてツラい…と不眠症状で悩む方の多くは、寝付くことが出来ない「入眠障害」を患っているケースが非常に多いです。
これは、私が通っていた心療内科の先生も言っていたのですが不眠症の始まりは「寝付けなくなること」で、そこから症状が悪化していき「中途覚醒」や「早朝覚醒」を引き起こしてしまうのだとか。
なので、始めは「寝付けないな…」という不眠症状を患って不眠症になってしまうのですが、不眠症が悪化してしまうと私みたく「早朝覚醒」に陥ってしまい生活困難に至ってしまいますので要注意!
私の場合も、最初は「寝付けない…」という入眠障害タイプの不眠症だったのですが、睡眠薬を試しているうちに不眠症のタイプが変化してしまい「中途覚醒」と「早朝覚醒」、「熟睡障害」といった不眠症を引き起こしてしまう結果に。
もうこうなったら最悪ですよ。(苦笑)
不眠症のタイプ全てを一気に経験しているわけですので、半年間くらい「眠った」という感覚を一切感じられませんでしたからね。
なので、今現在「眠れない…」という入眠障害で悩んでいる方は、早めに改善した方がいいと私は思う訳です。
・入眠障害から新たな不眠タイプを引き起こす
・不眠は入眠障害のうちに改善するべき
朝早く起きてしまうのは鬱病の可能性
正直言って、朝早く起きてしまう不眠症の「早朝覚醒」は珍しいタイプに分類します。
「早朝覚醒」は、年を取ったご年配の方が朝早く起きるのとは話が違い、夜遅く眠ったとしても朝4時や5時にパッと目が覚めてしまい翌日は物凄く体調が悪くなってしまうんですね。
私も実際に早朝覚醒を経験しているのですが…これは不眠のタイプでも最も最悪だと思います。
深夜の2時に寝つけたと思っても朝5時に目覚めてしまう、夜9時に眠れたとしても3時に起きてしまう…と言った形となるのですが、目覚めたときに「脳」がまだ眠っている状態になっていますので寝起きがとても悪い!
二度寝出来るくらいの「眠気」を感じているのに眠れないのが本当に苦痛。
このような症状を「早朝覚醒」というのですが、この不眠は「鬱病」の方に多いので要注意!
私は早朝覚醒で心療内科へ通っていた経験があるのですが、先生は「早朝覚醒は鬱病の方に現れる症状だ」と深刻そうな顔をして言っていました。
鬱病になると、自律神経の働きが崩れてしまい体内リズムが乱れるらしいのですが、そうなると早朝覚醒を起こしやすくなってしまうらしいのです。
すると、ますます体調が悪くなって鬱状態を引き起こしてしまうことに…。
なので、不眠のタイプが変わって「早朝覚醒」を引き起こしてしまったときは、不眠の改善方法を色々と試して「早期改善」を図った方がいいと言えますね。
・早朝覚醒は不眠症の末期
・鬱病の初期症状の可能性があるので要注意
朝早く起きてしまう不眠の改善方法
それでは、実際に早朝覚醒を経験した私が試した「早朝覚醒の改善方法」をご紹介したいと思います!
これは、私が実際に通っていた心療内科の先生にアドバイスされたことや、私自身があみだした方法ですので是非参考にしてみて下さいね!
朝日を浴びながらウォーキング30分
これは、不眠の症状を訴えて心療内科や精神科へ行くと必ず進められることなのですが、朝日を浴びて外を歩くようにすると「体内時計」がリセットされて眠りの質がよくなると言われているんですね。
また、体の筋肉を動かしてあげることによって血流がよくなり自律神経の働きを正常化することも期待できます。
私も、不眠症になってから何度か試しましたが…正直、これと言って効果は感じられませんでしたね。(苦笑)
しかし、人によっては効果がしっかりと現れるみたいですので今現在「朝早く目が覚めてツラい…」と悩んでいる方は試してみた方がいいと思います。
長時間型の睡眠薬の服用
早朝覚醒を今すぐに何とかしたい!という方には、やっぱり睡眠薬が1番だと思います。
私は、このブログで睡眠薬を推奨していませんが、不眠の症状があまりにも酷い場合は定期的に睡眠薬を活用してもいいと思うんですよ。
睡眠薬の中には種類があり「短時間型」「中時間型」「長時間型」があるのですが、早朝覚醒に処方されるのは睡眠薬としての効果が高い「長時間型」になります。
私も長時間型のロヒプノールという睡眠薬を服用したことがあるのですが、驚くほど眠れてビックリしました。
しかし、睡眠薬は長時間型になればなるほど「副作用」が強く現れてしまうのがデメリット。
また、睡眠薬の眠りは「脳がマヒしている」と言った感覚になりますので、上質な睡眠とは程遠いことも頭に入れておいた方がいいですね。
ストレスの発散
日中に「これでもかッ!」というくらいに運動したり、楽しい趣味だけを思いっきり行うようにしてみましょう!
私はもともとスポーツが趣味でしたので、真っ先にプールへ行ってみたんですよ。
そうしたら、体が疲れ切ったのがよかったのか「朝早く起きてしまう…」と悩んでいた早朝覚醒が一気に改善されたんです。
なので、今現在早朝覚醒で悩んでいる方は騙されたと思って日中に思いっきり運動をしてストレスを発散してみて下さい!
そうすると、意外にも翌日はグッスリと眠れるようになりますので。
睡眠サプリを試してみる
このブログの読者さんならすでに分かっているかと思いますが、私は大の「睡眠サプリマニア」なんです。
私はかれこれ5年間重度の不眠症に悩まされた経験があるのですが、その間には「枕」「布団」「カーテン」といった寝具も改善し睡眠にお金をたくさん費やしてきたんですね。
それは不眠症を一刻も早く改善したいという思いからだったのですが、その中でも1番効果があったのは「睡眠サプリ」でした。
睡眠サプリは、睡眠に必要だと言われている成分がふんだんに配合されたサプリメントなのですが…飲み続けていたら本当に睡眠の質が上がって睡眠薬なしで早朝覚醒を改善することが出来たんです。
なので、私のおすすめは日中運動をして睡眠サプリを試す!という感じですね。
これだけでも睡眠の質がグッとあがり不眠症を改善することが可能ですので。
※睡眠サプリが気になる方は、こちらの記事を読んでみて下さい!
早朝覚醒になると二度寝が出来ない
朝早く起きてしまう早朝覚醒になってしまうと「二度寝が出来ない…」というツラい症状を経験することになってしまいます。
「二度寝が出来ないなら起きてしまえばいいじゃん!」
このように思うかもしれませんが、早朝覚醒の場合は「脳」が眠っているのに意識があるといった感覚に陥ってしまいますのでスッキリ感がゼロなんですよ。
なので、そのまま起きたとしても「吐き気」や「重い頭痛」を引き起こしてしまい日常生活に支障をきたしてしまうことに…。
これらの症状をそのままにしておくと、気分が優れないことによって鬱病を併発して大変なことになりかねませんので、早朝覚醒は早めに改善したほうがいいと言われているんですね。
まとめ
さて、今回は朝早く起きてしまう「早朝覚醒」について色々と書かせていただきましたが…早朝覚醒は本当にキツイ!!
始めは入眠障害の方がキツイだろうと思っていましたが、早朝覚醒の具合の悪さは異常ですよ?本当に!
なので、今現在「朝早く起きてしまう…」と悩んでいる方は何かしらの改善方法を試すようにして下さい!
そうしなければ、私みたく鬱病の一歩手前までいってしまいますので…。