
昼寝は出来るのに夜になると眠れない原因
こんにちは。ユキナです。
さて、不眠の悩みを患っている人の中に「昼寝は出来るんだけど…夜になると眠れない。」といった方もいるかと思います。
ちなみに、私も不眠症が改善してきた頃にこのような経験をしたことがあるのですが、昼寝が出来ない日はとてもツラく感じましたね。
そこで、私自身「昼寝は出来るが夜眠れない原因」を色々と考えてみましたので、今現在このような不眠症状で悩んでいる方は何かの参考にしていただけると幸いです。
もくじ
昼寝が出来るのは時間に余裕があるから
私は実際に不眠症を5年間も経験したので分かりますが、眠れない日の夜って「時間との闘い」になってしまうんですよね。
なんていうか…「やばい…もう5時間しかない…」みたいな感じで。
ですが、お昼寝って時間に縛られないじゃないですか?
ましてや、お昼寝なんて寝ることに失敗してもまた夜が来て眠れるチャンスがある訳ですし。
これらの事から考えると、お昼寝の時は自分で気がついていないかもしれませんが物凄くリラックス出来ていると私は思ったわけです。
リラックス出来ると、当然自律神経のバランスがよくなって眠気もやってきます。
なので、夜は眠れないけれどお昼寝は成功する…といった感じになるんですよね。
しかしながら、私自身もこのような状態が1ヶ月間くらい続いた時があったのですが、お昼寝が成功してしまうと夜に眠気が全く来なくなってしまうことが多くなってしまったんですよね。
なので、結局はお昼寝を30分くらいに設定した訳です。
【ポイント】
・不眠でもお昼寝が出来るのはリラックスしているから
・お昼寝しすぎると当然夜に眠れなくなる
夜になっても眠れない原因
先ほどは「お昼寝はリラックス出来ているから眠れる」とお話ししましたが、逆を言えば夜眠れない原因は「リラックス出来ていないから」ということになりますよね。
不眠症を経験している人なら分かっていただけるかと思いますが…
「今日は夜眠れるかな?」
「眠らないと体がもう限界」
1日中このようなことを考えてしまうんですよね。
しかも、夜布団に入ってから「眠れるかな?」という不安がピークに達し、副交感神経と交感神経のバランスが崩れてしまい眠気が全く来なくなってしまうんです。
また、眠れたとしても眠りが極端に浅いことにより「寝てるんだから起きているんだから分からない」といった“熟睡障害”を引き起こしてしまうことも。
これらの環境がループしてしまうと、「夜になっても眠れない…」といった重度の不眠症になってしまうという訳なのですね。
【夜眠れなくなるポイント】
・眠れるかな?の不安で脳が緊張状態になる
・昼寝の時間が長いため
・リラックス出来ていない
夜スムーズに眠りにつく方法
さて、それでは「昼寝は出来るのに夜眠れない…」という悩みを抱えている方の為に、実際に私が試して効果のあった眠れる方法をご紹介してみたいと思います。
しかし、先に言っておきますがこの方法が誰にでも効果があるとは限りません。
不眠症というのは、原因も改善方法も人それぞれなので「これをやると不眠症が改善する!」という方法は無いんです。(本当です)
なので、これからご紹介する方法の中で「これはまだ試していない!」というものがあったらどんどん試してみて下さい!
不眠を改善するには、色々と改善方法を試すのが1番ですので。
布団に入ったら深呼吸を繰り返す
この方法は、今まで何回もお話しさせていただいていますが入眠障害の方にはもってこいの眠りにつく方法です。
「深呼吸をしただけで眠れるようになるの?!」
私も最初このように思ったのですが…試してみてビックリ!!
布団に入って仰向けになり、大きく息を吸って大きく息を吐く…というのを繰り返していると自然と眠気がやって来るんですよね。
有名どころでいうと「腹式呼吸」がいいとされているんですが、腹式呼吸は疲れてしまうので私はあまりおすすめしていません。
なので、昼寝は出来るけれど夜眠れないと言った悩みを抱えている方は、まずは「深呼吸」を試してみたらいいかと思いますよ!
【ポイント】
・無心になって深呼吸を繰り返す
・出来るだけ大きく深呼吸をする
※参考記事
抱き枕を活用してみる
これも不眠症改善で私が実際に活用した方法なのですが…みなさんはどんな枕を使っていますか?
枕には色々な種類があり、それぞれ高さや硬さが違うかと思いますが、自分に合っていない枕を使うと驚くほど眠れなくなるし朝起きたときの気分も最悪になります。
なので、枕選びには慎重になっていただきたいと思う訳なのですが、その中でもおすすめなのは「抱き枕」なんです。
私も最初は「抱き枕で不眠症状が改善すると思えない…」と思っていたのですが、半信半疑で購入して試してみたら…リラックスして眠れるんですよ!
誰もが布団を足に挟めて眠っていた経験があるかと思いますが、それはリラックス出来るからなんですね。
ですので、夜だけ眠りにつくことが出来ないと悩んでいる方はリラックスするために抱き枕を活用してみたらいいかと思います。
部屋を真っ暗にしない
誰しも眠るときは照明を全部消して真っ暗で眠るかと思いますが、睡眠に関して不安な事がある時は部屋を真っ暗にすると「眠らなきゃ…」と焦ってしまい、逆に入眠出来なくなってしまうことがあります。(私です)
なので、夜スムーズに眠りにつけないという方はオレンジ色の小さな電気をつけたままで眠ってみることにしましょう。
オレンジ色の間接照明は脳をリラックスしてくれる働きがありますので、ボーっとしているといつの間にか眠気がやってくるはず。
しかし、これは昼寝が出来る不眠症の方限定の方法なので注意して下さい。
慢性的な重度の不眠症になってしまうと、このような改善方法は全く効き目がなくなってしまいます。
私は重度の不眠症を5年間経験したことがあるのですが、このような小手先の方法では全く眠ることが出来ませんでしたから。
【ポイント】
・就寝時は間接照明をつけて寝る
・慢性的な不眠症の方には効果がない
楽しいことだけ考える(未来の事)
不眠症状を持っている人にすごく多いのが「目を瞑ってから色々と考える」ということ。
就寝時に目を瞑ってから色々と考えてしまうと、脳が活発に動き始めてしまいいつまで経っても眠気が訪れなくなってしまうんですね。
私も実験してみたんですが、過去の事や現状のことを考え出すとマイナスの方向へ考えが働いて眠れなくなってしまいました。
逆に未来のことを楽しく想像して眠りについた時は、スムーズに入眠できたんです。
なので、夜スムーズに眠れないという方は妄想でもいいので未来の事を面白おかしく想像してみて下さい。
そうすると、幸福ホルモンが分泌されて入眠することが出来るようになるかと思います。
【ポイント】
・過去や現在のことを考えない
・妄想をふくらませて楽しいことだけ考える
昼寝は長時間しちゃっても大丈夫!
「昼寝はあまりしないほうがいい」
「昼寝をしすぎるから夜眠れなくなるんだ」
このように言う方もいますが、昼寝をしなくても夜眠れない方は率先して昼寝に時間を費やした方が私は懸命だと思います。
逆に、昼寝が原因で夜の睡魔がやってこない方は少し昼寝の時間を減らすべきだと思いますが、昼寝をしなくても夜眠れなかったら毎日疲れが溜まっていく一方ですので、罪悪感を感じることなく昼寝をすることにしましょう。
人間、どこかでまとまった眠りを取らなければ日常生活に支障をきたしてしまうどころか、最終的には鬱病になってしまう可能性もあります。
不眠症は本当に辛く、集中力もなくなってくるので他の精神病を引き起こしてしまうリスクが凄く高いんですよ。
私自身、重度の不眠症を経験していたときは毎日「ツラい…」「生きているのがしんどい」と思っていましたからね。
なので、夜眠れないけれど昼寝は出来ると言った方は率先して昼寝をするようにした方がいいかと思います。
まとめ
昼寝は出来るけれど夜になると眠れない原因は、夜になると焦って脳をリラックスさせることが出来なくなっているからだと私は思っています。
なので、就寝時にリラックス出来るようなことを見つけて試していった方がいいですね。
ちなみに、重度の不眠症になると昼寝すら出来なくなってしまいますので、昼寝が出来ているという事は不眠症の度合いは軽いという事。
色々と方法を試すとすぐによくなるケースですので、焦らず色んなことを試してみるようにしましょうね!(睡眠サプリもいいですよ)